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Slow Burn

こんにちは〜
体軸テクニカル・サーフコーチの林です。
屋根が吹っ飛んでいる、RPCから^^;

ACSODのSlow Burn。
このボード、マジでお気に入りになりました。

デッキパッチが速攻で剥がれたので、クラシックなスタイルで(笑
後足のグリップ感が減るので、より後足の外くるぶしの下に乗るを意識しないと動きはイマイチですね〜
しかし乗っている時に、意識すれば問題ない。
むしろ、後足の乗り方の意識が高まるので、好都合だなぁ〜って思いました。

前回のSlow Burnのレポートはモモ腰サイズ。

今回は頭半のリーフ、頭サイズのビーチブレイクのレポートです。

台風15号が近づいているスロープが長いリーフポイントの頭半、20分間隔でクローズするセットが入ってくるコンディション。
この記事の一番最初の写真ですね〜^^
そして、昨日の肩〜頭の掘れたフェイスの広いブレイクでサーフィンしてきました。

一言でいうと、サイズがあっても問題無く楽しめる!って言えます。
けれど、フィンセッティングが、もの凄く重要になってきますね〜
このボードほど、フィンセッティングが影響するのってないんじゃないかな??
って思うくらいです。

このモデルは、ボードの反応がめちゃくちゃ良いです。
チャイムドレールの影響で簡単にボードが反応してます。

サイズがある波では、反応し過ぎるのは個人的に嫌い。
小波ならば、間違いなく反応が早い方が良い。
この様に僕は思っています。

と言うことで、

3種類のフィンセッティングを試してみました。

頭半で試したのは2種類のセッティング。
・スプリットキールのクアッド。
・3Dフィンのファストライトのクアッド
どっちも、反応が良すぎる(笑

しっかりと動かずに最適な場所まで降りるまで待つ

これを徹底すれば、メチャクチャ楽しいですね。
スプリットキールのクアッドは、ターンの反応が良いので無駄に動かずにしっかりと待つサーフィンをすれば良さげだけど、反応を抑えたい。
3Dフィンのクアッドは、ターン中にフィンのホールド感が足りない感じで、少し大きめのフィンが必要だなぁ〜って感じました。

このSlow Burnは反応が良いので、波のサイズがあるときのフィンは

サイドフィンは大きめでスウィープ(角度)の付いているタイプ。
そして、スプリットキールほどサイドフィンにカントが付いてない通常のフィンタイプの方がもっとタイトにターン出来るなと予測を立てました。

リアのフィンは、リップでのボードの返りに影響するのでドライブさせたいのならば、スウィープ(角度)がついて先端は厚めのフィン。
シャープなボードのリリースを求めるならば、スウィープ(角度)はあまりなくて先端が細いフィン。

スィープってこんな感じ
↓ ↓ ↓

右に行くほどスィープが付けられている

 

カントって、こんな感じ
↓ ↓ ↓

右に行くほどカントが付けられている。 ちょっと分かりづらいけど、ボードに付けるとフィンとボトムの角度が付いているので、曲がりやすくなる。

こんな感じで選ぶと良いかな?って予測を立てました。
でも、Futureフィンでのリアのフィンって殆ど持ってないので^^;

頭サイズの厚めで掘れてフェイスの広い波で試したのが、このセッティング。

サイドフィン:DaKeel
リア:Sea Juice 2枚

これ、当たりでした(笑
ターンでの反応の良さを減らせましたね〜
そして、しっかりとターンをホールド出来てサイドフィン全体の面積が広いからドライブもする。

SeaJuiceはボードの返りも良くしてくれれば、ドライブさせることも出来るというフィンです。
トライフィンならば、センターにセットすると、いきなり動きが軽くなって反応も良くなり、ターンも伸びます。
デメリットは、ターン中にバックフットに乗れてないと失速します。
バックフットに乗れていれば、メリットを最大限活かせるので、ターン中に前加重過ぎる人は乗り方を修正出来ます。

このSea Juiceを2枚付けたという事ですね。

サイドフィン、もう少し変えても良いかなと思っています。
カントのあまり付いてない、Lサイズのフィンを試してみよう。
これは、ターンにシャープさが出るだろうという予測ですね。

また、サイドフィンはDaKeelでリアのフィンもスプリットキールのリアを付けて試してみる予定。
ドライブ性とリップでのリリースの速さという予測。

どっちが良いのかな〜??
ちょっと楽しみでっす。

Slow Burn、反応の良いボードなのでフィンセッティングで、
乗り味はメチャクチャ変わります。

  • ボードの走り出しはメチャクチャ速い
  • ボードの反応が良くクイック
  • 乗り味に悪いクセはない

デメリットは、ボードの反応が良すぎる。
小波では有利に働くけど、サイズがある波だと反応し過ぎる。
波のサイズでフィンセッティングを変えれば、デメリットも解消出来るので問題ないかな。
ほんと、マルチに使えるボード。

フィンはアイアンのSW

昔から言ってるんですけど、フィンってゴルフクラブで例えるならばアイアンと同等の役割ですね。
フィンの情報を持っているのとそうでないのでは、ゴルフのアイアンならばSWを持ってないのと同じ位の違いがあります。
フィンの知識を知れば知るほど、波に合ったセッティングやボードに合ったセッティングが見つけられます。

FOXは半端なく気に入っていたんですけど、それを越えるかも(笑
波にパワーがあるときはMonster。
サーフィンにシャープさを求めるならFOX。
オールラウンドサーフィンするのならば、Slow Burn。
そんな感じの使い分けで今の所考えています。

短いボード、今までは超嫌いだったけど、好きになりました(笑

しかも昨日、テイクオフでノーズを下げすぎてしまい、ノーズが水面に沈んで失速するか?とおもったら、失速せずに走り始めました。
ハイドロハル、このコンケーブは強力ですわ〜

ハイドロ・ハル

 

乗れば、波をキャッチする機会が増えるので、確実にサーフィン楽しくなります。
ヒザもも〜腰の超小波でも走ってくれるし、全ての状況で余裕が生まれます。
余裕が生まれれば波を読む時間も増えるので、サーフィンのレベルアップに役立つでしょう。

また小波用のボードって反応が良いボード、少ないんですよね。
このSlow Burn、試乗され方は小波用に即オーダーしてました^^

 

P.S. Slow Burnをオーダーすると、小波用のフィン(Sprit Keel)をプレゼント中です。

小波用のフィンプレゼント、残り2名様のみ〜♬
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