様々なパターンを作ったら、テストですよね。
まずは海に入る前に、家で着てみての感触を確認。
おおおおお!これ勝手に腕が上がっていく!
胸が開くから姿勢が良くなるし、パドリングの動作がラクになるな。
ん〜このパーツはほとんど意味をなさないなぁ〜
お、ふくらはぎが加圧されて気持ちいい。
屈伸運動が簡単に出来るじゃん、階段の上り下りがラクになってる!
などなど、当時の感覚は未だに覚えています。
実際、これやって本当に効果あるのかな?って思っていた部分はありましたけど・・・
この時に「これはイケルな!」って思いが確信に変わりました。あとは、海に入ってのテスト。
ウエットスーツは海に入ると伸びるので、陸で感じた効果は得られるのかな?
海に入ってのテスト。
陸上で感じた効果がそのまま発揮されている。
素晴らしい。
どの様にパーツを置けば効果がでるか、身体の構造を理解しているスポーツドクターのアドバイスがあったからこそスムーズに良い結果がでたと思う。そのスポーツドクターはその世界では知られている人物であり、サーファー。
これが自分1人で研究開発していては、こんな感じでスムーズには行かなかったはずだ。
海でのテストは非常に良好だった。
いつもより疲労感は少ないしそれぞれのアクションのキレが変わっているのが自分自身で分かるくらいだったのを覚えている。
そして、次はウエットにどの様に反映して行くか。
ベースとなるウエットにのパターンを考えて、それに効果の出るバンドを貼り付けて行く方法で最初は考えていた。
その為に3mmフルスーツに ラインを描いて行き、ライン通りに切り抜き、オリジナルの型を起こす。
オリジナルの型を起こしたら、Kinko’sで大型スキャンを書けてもらいデータ化。
そして、イラストレーターにて様々なパーツの型を起こしていく。 ウエットのパーツに、ウエットの内側に貼るバンドなどを。
この型を起こすのと平行して特許出願の準備を始めていった・・・