こんにちは、サーフコーチの林です。
エラノーラの宿泊先から、、、
ACSODのMonster、オーストラリアで手に入れてきました。
色々なポイントで色々な波質で試してみましたよ。
かなり大手のサーフショップで取り扱っているだけあって間違いないクオリティですよ。
シェイパーはミッチ・クルーズの弟のアレックス。
ラミネート・サンディングはGlass Labです。
ACSODのモデルを3つほど見ましたが
共通している事は、ノーズ側のボリュームが多い。
モンスターは結構ハイボリュームで、今回5’10の長さを手に入れましたが
幅が結構あるので短く感じまが29.7Lあるけど32L位に感じます。
5’9のVonSolもShadowとほぼ同じCL値ですが、Monsterの方が浮力を感じるかな。
ボードのセンターとノーズのボリューム感。
この辺がこの様に感じる要因でしょう。
Monsterはクイックシルバープロで優勝したウイルコや
ジャック・フリーストーンなど好んで乗っているようですね。
Monsterを乗った感触は「スーッと自然に滑ってくれる」
そんな感じです。
RobertsのBlack Puntはテイクオフからの走り出しが速く前足で踏み込むとドライブが掛かる感じです。
ACSODのMonsterテイクオフからはスーッと滑ってくれてスムーズ。
特にボトムへ降りるのがめちゃくちゃスムーズです。
なのでガチャガチャと動かさなくなります。
ダウンザラインでスピードが出るのでスピードが勝手に出ている感じで、余裕が生まれます。
ちなみにサーフィンしない、僕の奥さんも
膝モモの波でテイクオフして、初めて立ちました。
しかも3回も(笑
今まで一番乗りやすいって言っていました。
Monsterは
・アウトラインは広め
・ノーズエリアからシングルコンケーブで前足の付近が一番深くなっています。
・ロッカーは全体的にフラット気味。
・ターンのコントロール性能はテールのVeeが出してくれています。
スナッパーでは
頭半位の面ツル、掘れた速めでパワーのある波
・テイクオフの走り出しが速くスーッと滑り出す
・ボトムへ降りるときはドライブ感より、ボード自ら自然と
加速しながらボトムに降りて行く。
・カーブ系のターンはスーッと板が走り、スープまで最後までターン出来る
・リエントリーは今までより高い位置でボードが返る
カランビンでは
頭半の厚めで面ツル、ブレイクは遅いけどパワーのある波
・しっかりとポケットに入るとスムーズボードが走り出しテイクオフ
・ボトムに長くいられるので、抜けてこられないって思い
前乗りしようとしている人の所まで勝手に抜けてくれる(笑
・ターンで大きなカーブを描ける
ByronベイのThe Passでは
超オンショア・ジャンク。
満潮でパワー無くて厚くたるい腰サイズの波
日本でもよく似た、ジャンクな凄くイヤなコンディション。
あんまり好んで入らない感じ(笑
・ピークからの簡単にテイクオフ出来る
・潰れそうなセクションを抜けられる
・全体的に速いので、厚めの波でもアクションが入れやすい
こんな感じのインプレッションです。
ACSODのMonsterを乗った一番の感想は
「全体的に余裕が生まれる」ってポイントが一番大きいです。
日本でも色々なコンディションに対応できるオールマイティなボードですね^^
掘れた波も厚い波でも楽しくサーフィン出来るし、リップ決められますよ。
1本良いボードを持ちたいって方にオススメです。
対応レベルはある程度波乗る事が出来る〜それ以上の方にオススメです。
中々波をキャッチ出来ず、波に乗る本数が少ない方にはSexDriveがオススメです。
ACSODのPUからEPSでオーダーしたら、軽さも出てもの凄く良いでしょう。
PUで軽さを出したい方なら、フットマークは付きやすくなりますが
ライトにするのがオススメです。
来月位には日本限定モデルのLOTUSも届きます。
これはEPSのX-coreでオーダーしています。
このモデルはそんなに良い波じゃ無い時やサイズが小さいときに使用する前提です。
届いたら、レビューします。