カラダの使い方

最近やっている怪しいトレーニング

こんにちは、サーフコーチの林です。
館山のRPCのオフィスから、、、

今日は僕が最近やっているトレーニングを紹介しようと思います。
ここ2ヶ月、週に2〜3回ランニングをしているんですよね。
ランニングだけじゃ普通ですけどね〜ちょっと色々と入れてやっています。

当初は心肺機能を鍛えるのとダイエットを目的にはじめたんだけど、最近は身体意識を意識しながら走っています。
なぜなら、サーフィン中にカラダをより機能的に使いたいからです。
年取って下手になって行くより、年取っても上手くなりたいという願望ががありますからね〜^^
カラダを効率良く機能的に使うためには身体意識の使い方が分かる事が重要で、身体意識がわかるとサーフボードをどうコントロールするか?がめちゃくちゃシンプルになります。

あとは、誰が見ているわけじゃ無いけど、超良い波の時に「ちゃんと練習しておけば良かった・・・」と後悔しないで「今日はマジで最高だった!!」と良いパフォーマンスでサーフィンしたい(笑
東台湾やゴールドコーストに行く度に上達を感じたい^^

あと、コンディショニングで施術する際の時間短縮と診断精度が向上するので、10年以上悩んでいた腰痛や肩の詰まり、股関節の動きの悪さ、肩や腕の痺れなどなど・・・これら、20分位で解消が出来るのでかなり役立っています。
正直、コンディショニングがこんなに好評だとは思わなかった(笑
抜け感が半端ないって言ってもらっていますね〜


↑ワークショップ中のコンディショニング調整

で、話しを戻して、、、

サーフィンの練習にたどり着くまでには、以下の3ステップがあります。

1.立位
2.歩く・走る態勢
3.競技姿勢

このステップを踏んでいかないと、中々思うようにカラダは動いてくれないという、トレーニングでは鉄則の法則があります。
競技姿勢のサーフィンの練習だけやっても非効率なんですね。

正しくカラダを使えるようになるのは大前提、そして身体意識をともなわせる事で練習の効率は倍以上になります。
(※正しくカラダを使えている人って、かなり少ないです)

特に、身体意識って凄く抽象的で感じる部分なので、立位の状態で感じられなければ競技姿勢で身体意識を感じる事すら出来ません
なので、オフィスワークの休憩をするときに、軸を通したりして身体意識の精度を小まめ高めたり、ズレているのを調整する練習をしています。

そこから、歩いているときにも身体意識を感じるようにします。
コレをやって行くことで、動きながら身体意識を意識が出来るようになってゆきます。
で、最終的に競技姿勢で身体意識を感じる練習をしていく。
サーフィンならサーフィンの練習で身体意識を感じながら、そしてどう使っているか?を練習してゆきます。

競技姿勢での練習ステップ

まずは、平らな地面でカラダの使い方を意識して、基本フォームのコンバットポジションをとりながら身体意識を感じられるようにしてゆきます。
ライディングなら、次のステップはスケートで練習してゆきます。
ターンをしながら、どう身体意識を使っているのか
で、最後にサーフィンでの落とし込みですね。

この順番でやると、遠回りだけど最終的に近道になります。
なぜなら、土台が安定するからです。
身体意識をどう使っているのか?が明確に分かるからパフォーマンスが安定しますよね。
けれど、最初からサーフィンで感じれば良いじゃん?って言っても、天才じゃ無いかぎり無理だと思います。

宮本武蔵も言うように、研ぎ澄ませて切れ味鋭く磨き続けるのが重要です。
鍛錬ですね。

僕は特に2番目の「歩く走る」を相当意識しています。
立位は当たり前で出来るようになる。
そして普段、歩いているときとか面倒くさいけど、クセになるとやっていない方が気持ち悪くなる位までやりこみます。
コンビニに行くときにも、歩きながら身体意識を感じながら歩く(笑
そうすると、走っているときに複数の身体意識を意識し感じながら走ることが出来ます。

代表的な身体意識

身体意識=イメージって考えてもイイと思います。
イメージがズレていると全然意味無いんですけどね^^
なので、正しくイメージ出来るようになるのがポイントです。

例えば、軸。

これって見えないけど、感じる事が出来ます。
軸が通るとゆらゆらとカラダが気持ちいい感じで揺れて、インナーマッスルが調整し合いながら安定して立つことが出来ます。
さらに、軸が通ると地面に乗っている体重の感覚が明らかに変わります。
より、体重を乗せることが出来るって感じですね。
見えないからもの凄く抽象的なんですけど^^;

そして、側軸。

足裏とヒザの動きをしっかりと連動させると、足を通る側軸を意識する事が出来て、足のどこに乗っているのか?ヒザはどう使っているのか?が分かるようになります。
サーフィンなら、ボードをコントロールする重要な場所です。

 

その他にも色々と身体意識があり、有名なのは丹田。

丹田も上丹田、中丹田、下丹田と3つあったり、足裏の身体意識のジンブレードや手の平のジンブレード、ベスト、ウオールなどなど、色々あるんですよね。
まだ、僕も深くは知らないんですけどね^^;
年末までにはかなり深く突っ込める予定です。

 

走る時に意識する身体意識

走るときには、軸を通して、3つの丹田のスイッチを入れてから走ります。
走り始めたら、ジンブレード(足裏の身体意識)の流れを意識します。
そして、そこにベスト(胸に通る身体意識)の意識を入れて、左右が別々に動くようにして、左右が前後にスライドするようにして割体しながら走ります。
これら、全部の身体意識を入れるとインナーマッスル主体に身体を使えるので、結構ペースが簡単に上げられますよ。

こんな感じで色々な身体意識を入れて走ることで、サーフィンの調子を結構高く維持する事が出来ます。
特に、スケートをやったときにはかなり効果を感じられましたね〜^^

ちなみに、やらないときは全くやりません。
身体意識はかなり脳を使い、潜在意識を使っていきますからね。
休むときは休むって感じです。

 

PS.

RPCをスタジオとオフィスに分けてスタジオが大きくなったので、午前の90分ワークショップを開催する予定です〜

 

PPS.「パドルが重たい、しんどい、辛い」これらはトラブルですよね?

僕も、このトラブル解決出来ないのか?とずっと感じていました、、、
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