こんにちわ、サーフコーチの林です。
館山のRPCから、、、
殆どのサーファーが意識していない事があります。
それは
「波の何処に力があるのか?」
これを意識していません。
今日のBLOGは当たり前だけど、殆どの人が意識していない内容です。
コレが分かれば、サーフィンのラクさがガラっと変わります。
波はどこに力があるのか?
これを知ることで、サーフィンがもの凄くラクになるのですが・・・
自分の力のみでサーフィンしようとしています。
特に女性は、波の力を最大限使う事ができるとサーフィンがもの凄く楽になりますし、
波に乗る本数を増やす事が出来てライディングでもスピードを付ける事が出来ます。
海で色々な人を観察していると、パドルでスピードを付けて乗ろうとしてます。
波の力を使う事で、一番良い所からテイクオフ出来るのに一生懸命にパドルして乗ろうとしています。
その為、どピークから乗れずにポジションがズレているので
なかなか波に乗れないって事が起きます。
また、波の何処に合わせれば良いのか?
が分かれば、僕の大っ嫌いな言葉
「テイクオフのタイミングが悪い」って言葉もなくなります。
波の何処から乗ろうとした?
でタイミングから明確な場所に変わります。
また、特に潮が上げてる時、なかなか波に乗れない
って感じているなら、波の何処にパワーがあるのか?
これを知る必要があります。
波にパワーがあるのは2箇所
それはピークのボトムとトップです。
・ピークのボトムはLF(リフティング・フォース)
・ピークのトップはBF(ブレイキング・フォース)
この2つを使うと勝手にスピードが出ます。
頭位のサイズは波が割れる速度は20km/h前後位と言われています。
パドルで20km/hのスピードを出すってかなり無理がありますよね?
だから波の力を最大限使い、スピードに変換するとラクにテイクオフ出来ます。
さらに、ライディングでもこの波のパワーを使う事でスピードを出す事が出来ます。
上手いサーファーは、ポケットをキープし大きく波を使っているのでスピードがでます。
その結果、速いセクションやタルいセクション以外ではアップスは殆ど使わなくなる。
というようになります。
波が発生する原理
波は沖のうねりが海底に当たり、LFが発生し波長と波高が一緒になった時に波が割れます。
そして波が割れるときにBFが発生します。
LFは、サーフィン始めたばっかりの時テイクオフしようとして波に引き込まれて
波のトップまで持ち上げられた経験あると思います。
上まで持ち上げられる作用がLFです。
LFはピークのボトムにいると最大限感じる事が出来ます。
そこにパドルを少し足してあげると、波の前に出られるので
勝手にスピードが出るようになります。
そして、波の前に出られると
BFをテールエリアで受けることが出来るので
更にスピードが出る。
というメカニズムです。
LFは何処にあるのか?
海に行ったらピークをよーく観察してみてください。
ピークに目印が書いてあります。
むしろ、それが書いてないのは乗れない波だって思ってOKです。
P.S. 波の力が何処にあるか詳しく知りたい人、他にいませんか?
ここで詳しく解説しています
→誰も教えてくれない、テイクオフの方法