サーフィンテクニック

ライディングでスピードが出ない1つの原因

こんにちは、サーフコーチの林です。
方南町のShow Roomから、、、

今日のBLOGは、64枚のロングシークエンス付きですよ^^v

4FTの特典にはシークエンスアナライズやビデオアナライズ付いています。
たまにアナライズ依頼が来ることがあり、アナライズをしていると
必ず共通する改善項目があります。

その共通する事を今日はシェアしたいと思います、

 

それは、ターゲティング(視線)です。

ターゲティングが悪いのでスピードが出ていない。
スピードが出ないから、アップスでスピードを付ける。

そして、アップスで無駄に動きすぎてしまうので、
ボトムターンが不安定になるので
ドライブが効かない。

こんな連鎖になっている事が多いです。

 

スピードを出す最大の要素

まず、スピードを出すためにまずやらなければ行けない事は
アップスよりもターゲティング(視線)なんですよね。

常に視線がリップを見ている。
そのため、ボトムまで降りられないから
波の上下を使う事が出来ず。

さらにボトムターンにつなげることが
出来ないという結果になります。

 

人は見ている所に向かう

見ている所に向かうという人間の習性があります。
見ている所に勝手に行ってしまいます。

よくコーチングで例えているんですけど、
自転車で後ろ姿が気になる子がいたとして、
その子を見ながら自転車を漕いでいると自然と近づいてしまう。

よそ見して看板を見てたら、段々と道路の脇の方にずれてて
電柱にあたりそうになる。

まぁ、あんまりガン見するなって事かもしれませんが(笑
見ている方にカラダが勝手に動いて向かう修正が脳にはあります。

 

割れてくるリップを見ていると
常に割れてくると、すぐ目の前にリップがあるので
ターンの弧を描くスペースも無い状態です。

常に割れている所を見ていると走らないといけないと勘違いし
アップスでスピードを付ける出すという事が起きます。

そして焦りを生むのと、見ている所が常に割れ始めているので
アクションをかけに行くことが出来ません。

時間的にライン的にも余裕が無いという状況です。

 

スピードが出ている人は上半身がボトム側を向いている

 

スピードが出ている人はボトムターンは入る前は
上半身がボトム側を向いています。

それはボトムを見ているからです。
ターゲティングはボトムということです。

実際にかなりピークビハインドから、
テイクオフして速いセクションを抜けてくる
ジュリアンの視線に注目してシークエンスを見てください。

全くリップを見ていることがありません。
そしてカービングの後も視線がボトムを向いています。

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リップを見るクセをボトムに修正していくことで
まずは勝手にスピードが出るようになります。
それはボトムまで降りられるからです。

ライディングに余裕がない、スピードはアップスでつけなる
と思っている方は、まずは視線をボトムに落としてみてください。

かなり変わりますよ。
ターゲティングも1つのテクニックですからね^^

 

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