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フラットウォータートレーニングその2

昨日の、フラットウォータートレーニング(以降FWT)の続き後編です。

前半はパドルをメインで。
後半は、波の力を使ったテイクオフですね。

 

基本的にはノーパドルでテイクオフします。
ファンボードだとライディングまでできますよ。

インサイドのショアブレークでやります。
歩いてポジショニングして、ピークのポケットに入る。
そして3歩歩いて、波に乗る。

この3歩歩くのが、普通にパドルして3回のパドルでテイクオフというスキルを身につけるのに役立ちます。

ちなみに、ロングでもショートでもテイクオフの方法は一緒です。

 

タイミングという言葉は最悪のキーワード

テイクオフで乗り遅れるのはタイミングが悪いって良く言われますが、超抽象的ですよね?
僕は抽象的な言葉が大っ嫌いです(笑

タイミングって実際にどんなタイミングなの?
って意味分からないと思いますし、説明出来ないですよね。

この言葉を使っているコーチは3流ですね〜

テイクオフで、ピークの斜面はどの角度に合わせるのか?
これが分かれば、タイミングを気にする必要はありません。
簡単にテイクオフするためにピークの斜面のどの角度にボードをあわせるのか?
どうすれば、その斜面に合わせる事が出来るのか?
これを身につけてゆきます。

ピークのあわせる場所で
・ノーズが刺さってパーリングするのか?
・波においてかれてしまうのか?
・それとも、波に乗る事が出来るのか?
これを体験し、ベストなポジションを身につけます。

 

最も加速するボードのポジション

そして、ホワイトウォーターでは、もっとも抵抗を感じないボードに乗るポジションを探します。
これが出来るとテイクオフでの滑り出しが速くなり、波に乗る本数が一気に増えはじめ。

結構馬鹿にされやすい練習ですが、超絶大の効果を発揮します。

・テイクオフの滑り出しが早くなる
・少ないパドルでテイクオフ出来る
・テイクオフで冷静になれる

などなど・・・レベルアップするのに必要な要素を身につけられます。

ここまでがFWTの主な内容です。
そして、午後から波のあるポイントで実践のサーフセッションです。

午前中のFWTでやった内容を意識して実際にアウトのブレイクで実践します。

実際日曜日のコーチングでは良い波に沢山乗れて、混んでいるピークでも
簡単に波を取れるようになっていました。

僕の場合は、いつもより滑り出しが速くなりましたね。
たまにこのトレーニングをすると、テイクオフがもの凄く変わります。
というか、修正できる感じです。

テイクオフが遅くなった、最近いまいちという方にもオススメのサーフコーチングです。

 

ケリーの地元フロリダのココアビーチは波が立たないポイントです。

そんな中でケリーが波を最大限に使うコツを知っているからこそ
未だにトップにいる大きな要素のひとつだと思います。

波のスピードは30〜40km/hなのでパドルで30km位まで付けようと考えると
かなり無理じゃない?って感じますよね。

なので、テイクオフはパドリングでスピードを付けるのではなく、
波の力を使い、パドルでスピードを+αするが基本です。

膝波の超小波で、波に力を最大限に使い波に乗るスキルを身につける。

これが出来るようになると、サーフィンがもの凄く変わってゆき、波に乗れる本数も増えるので
サーフィンが楽しくなったって多くの方が言っています^^v

 

P.S. 
12月の1Dayフラット・ウォーター・トレーニング
残り3名様です → お申し込みはこちら

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