BLOG

たまにはサーフボードの話でも

こんにちは、サーフコーチの林です。

 

週1回1ラウンドのサーファーにベストなボードは何か??
基本、オーバーフローのボード。

 

日本の波は、パワーが無い

 

台風のグランドスウェルが入った時はパンチがあって
フェイスが硬くてこけると痛い位の波になるよね。

そんなスーパーエクセレントなコンディションで
サーフィン出来るのなんて年に何回あるのだろうか?
3回あれば、その年は当たり年だと思う。

 

週1回1ラウンドのサーファーがこの条件を考えたときに
どんなボードを選ぶと良いのか?

ペラペラのボードでは無いでしょう。

ちょっと浮力があるでもなく、これはかなり浮力があるんじゃな?
って位がベスト。

 

週一回しかいけないのに、薄めでパンチーな波用のボードで
ハイパフォーマンスボードに乗っても波に乗れないでしょう。

週一回の体力と筋力で、どれだけラクにパドル出来て、波を取れるか?
ココなのではないだろうか?

そして、短めのボードは基本オススメしていない。
短めのボードになると、自分が思っている以上にセンシティヴになっていく。
それは、スィートスポットが小さくなっていくから。。。

 

例えば、テイクオフ。

短めの5’6のボードに乗っているとして

通常のパドリングとテイクオフの時のパドリングは基本的に変わってくる。
短くなれば短くなるほど、テイクオフの時、ボードに乗る位置は前になる。

自分が思っている以上にボードの前に乗る事で波のフォースリフトで
ノーズが上がらないようになる。

うねりのボトムからリフトアップしてくれ、速いテイクオフの1つの要素になる。
しかしこの時、通常のパドルと同じ位置でパドルするとノーズが上がってしまう。

波に乗ろうとしたら、なんかノーズが上がってしまう。
こんな経験があるなら、

テイクオフの時にボードに乗る位置を前にしてみると良いでしょう。

 

実際にコーチングでも

ボードに乗る位置をアドバイスするとテイクオフの走り出しの違いに

驚く人が多いですよ。

 

オーバーフローのメリット・デメリット

ボードの種類にもよるけど簡単に書いてみると

メリット

・波のパワーを効率よくキャッチしてスピードに変換することが出来る
・波を取りやすい
・パドルがラクで速い

デメリット

・パンチーなパワーのある波ではテイクオフのスキルが必要になる
・レールワークの難易度が上がる

 

 

週1サーファーなら、超浮力のボードがオススメ。
実際、オーストラリアでもかなり浮力のあるボードに乗っている人が多いよ。

ちなみに、僕が乗っているこのシェイパーさんはとても良い

コーチングのお客さんが乗っててボードを交換したら、
もの凄く良くて翌週買いに行ったという(笑
Roberts Weiner

 

P.S.

僕のボードを乗った人は8割が買っているのがホワイトダイヤモンド2
デ○ン・レイ○ルズもお気に入りのモデル

このボードとMFフィンの組み合わせが、ドライブ感がグッと増すのでオススメのセッティング

 

P.P.S.
無料メルマガに登録すると、メルマガ限定のサーフィン上達のヒントをもらえます
無料登録は今すぐここから!

 

 

 

 

(Visited 1,254 times, 1 visits today)

テイクオフのパドルの遅さを改善する方法前のページ

サーフボードの話、最適な浮力は?次のページ

ピックアップ記事

  1. パドルが重たくなるのは当たり前?
  2. 僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
  3. 動きやすさのカギは肩甲骨
  4. ドライスーツを越えた暖かさ
  5. 冬用のウエットスーツが動きツラい理由

関連記事

  1. BLOG

    保護中: 【4フォームターン】ジュリアン、パーコのターンタイプを分析:FAタイプ

    このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパ…

  2. BLOG

    テイクオフは何割波の力を使う?

    こんにちは、サーフコーチの林です。テイクオフは…

  3. BLOG

    やっぱ浮力は大事

    こんにちは、サーフコーチの林です。館山のRPCから、、、し…

  4. BLOG

    プロを目指す子のサーフィンを変えた2つのアドバイス

    「超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る」をコンセプトにしている…

  5. BLOG

    同じ事をやるから波に乗れない

    こんにちわ、サーフコーチの林です。 目の前に波が来た。 岸に背…

  6. BLOG

    パフォーマンスインナーの秘密1

    こんばんわ、Rev.wetsuitsの林です。Rev.パフォーマンスイ…

オススメの記事

  1. パフォーマンススーツ

    ドライスーツを越えた暖かさ
  2. コラム

    ウエットスーツの三重苦:動きが重たくなる原因
  3. BLOG

    僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
  4. コラム

    軽く動ける時と動きにくい時の違いって?
  5. BLOG

    パドルが重たくなるのは当たり前?
PAGE TOP