サーフィンテクニック

リップアクションに行く際によくある間違い

こんにちわ、サーフコーチの林です。

 

今日は、リップアクションに行く際に
よくある間違いについて解説します。

 

どう違うのか、、、、
まずは、このムービーを見て下さい。

 

 

Rev.のニューフェイスライダーのジュンヤの
シークエンスが非常に分かりやすいので、
その写真をアナライズして対比してみましょう。

 

ボトムターンからトップに上がる時に、
前の肩が思いっきり閉じてしまうとノーズが上がり失速します。
右腕を後の方に持って行く感じでやっている方も多いと思います。

 

_DSC0337_のコピー

 

軸が下がることで、ノーズが上がってしまいます。

 

よく日本のサーフィン雑誌でみる事が多いと思います、、、

 

これが、どんなふうに影響するのか。

 

この後のシークエンスで明らかになるのですが、
軸が後に下がり、ノーズが上がってしまい失速しています。
さらに、テール側が沈んでしまっています。

波のフォースリフトのみで、
トップへ上がって行っている感じがありますよね。

SONY DSC SONY DSC

 

その為に、どうしても同じ様な
リップアクションになりがちです。

そして、リップアクションした後に波に置いて行かれる
ということが起きてしまいます。

 

これをどうやって変えるのか?

 

それは、トップに上がる前に肩を閉じない事です。

世界のトップは肩が閉じることがありません。
肩を閉じてトップへ上がろうとすると、
失速する事を理解しているからやらないんですよね。

実際にジュンヤに、肩を閉じちゃダメだよと言ったところ、
「こうやってターンするもんだと思っていました」
と言っていました。

そして、ミック・ファニングやジョエル・パーキンソンの
ムービーをYoutubeでスロー再生してみると、、、

「あ、ホントだ。肩閉じてませんね。
 全然閉じてないですね〜
 知らなかった。」

って言っていました。

_DSC1551_のコピー

 

 

それでは、トップへ上がる際の動作が
どの様に変わったかを対比してみましょう。

まずは、修正前。
トップへ上がる際のターンが点になっています。

SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC

 

修正後
トップへ上がる際のターンが弧を描いてます。

SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC SONY DSC

 

明らかにスピードが違うのが写真からでも分かりますよ。
それに、ターンが伸びているので写真のコマ数が増えてますよね。
さらに、改善後のターンでは軸が全くぶれていないのがよく分かります。

 

ムダに沢山動くのではなく、
シンプルに軸をズラさずに、カラダをどう使うかがポイントです。

 

Rev.wetsuits
林 英祐

 

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