こんにちわ、サーフコーチの林です。
昨日は、コーチングのライディング
ワークショップ編を行ってきました。
午前中はウォーミングアップとSK8を利用してターンの練習。
午後は、2名で貸し切りのコーチングとなりました〜♪
貸し切りで波のアベレージ胸〜肩位。
昨日のポイントはかなりクセのある波なのですが、乗ればインサイドまでロングライド出来る
コンディションでした。
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ただ海に入って修正点をアドバイスするのと、
予め修正箇所を陸でワークしてから海に入るのでは得るものかなり違います。
去年の年末から一眼でムービーを撮って、
それを分析(アナライズ)する方針に変更しました。
アナライズ様に専用のソフトを使っていて、各コマをスローモーションで再生出来たりします。
そうすると、色々な修正点が沢山見えてきます。
昨日のコーチングで1番重要なアドバイスは何だったか??
基本姿勢「ニュートラルバランス」でした。
波のフェイスで固まってしまい、
なかなか思うように動けない・・・・
これが中々修正出来なかったので、
テイクオフしたら、まずはニュートラルバランスで何もせずに波に乗るだけという、
非常識なアドバイスをしました(笑
何もしなければ、どの位スピードが付くのか。
これを知ってもらい、カラダで体感してもらうためです。
そして暫くすると、かなりスピードが出るようになって、
自然とアップスの加速度も上がっていました。
わざと前乗りしてもらって、後からライディングを
チェックすると、しっかりと波の上下を使ってスピードを
つける事が出来ているようになっていました。
波の上下を最大限に使うには
波を真っ直ぐに降りられる事で、上下を最大限に使う事が出来るようになります。
もちろん、進行方向に進みながら真っ直ぐに降りるという事ですよ。
レールを入れたり、無理に動かそうとすることで波の斜面を降りる事が出来なくなります。
世界のトップサーファーは
必ずボトムに降りるときは
同じ姿勢になります。
必ず共通しているフォームなんです。
下の写真は殆どが、波のフェイスに対して
ボードがほぼピタリと張り付いています。
このフォームがあるから、加速しながらスピードを出すことが出来るんです。
全ての技にはプロセスがある。
サーフィン雑誌やWebでトップアクションの写真が多くて、そこばかりに目が行きがちです。
正直、カッコイイですからね。
しかし、トップアクションに至るまでには必ずプロセスがあります。
逆算して辿ってみると、、、
トップに登る
↓
ボトムターン
↓
波を下りる
このプロセスを辿っています。
・トップに登る
・波を下りる
この2つは、基本的に同じフォームになります。
ボードがフェイスに張り付くように進むので失速することなく、ボトムに下がる事が出来て、トップにも上がれるのです。
世界のトップに共通する、同じフォーム。
これがニュートラルバランスというわけです。
焦って無理に動かさずに、まずは、ニュートラルバランスでどれだけスピードが出るのか??
これを体感する事が、サーフィンのステップアップをする上で一番重要なキーワードになってきます。
P.S.
「スピードが思うように付かない」
と思っているなら、、、
コレがオススメです。
↓
4ステップで簡単に出来るニュートラル・バランス