こんにちわ、サーフコーチの林です。
昨日から食あたりで、動けず・・・・
ムービーを撮ったけど編集出来ず・・・
前回のメールの続きは後日お送りする予定です。
食あたりは80%位は回復してきました。
朝起きたら、風邪かなぁ〜って感じで怠くて
もう一同寝てみたら、起きたら昼だった。
そしてご飯を買いに行ったら、
なんかどれも食べたいと思うものがない。
そしたら、あれ??
お腹が痛いじゃん・・・
胃潰瘍かなぁ〜それとも十二指腸潰瘍かなぁ???
なんて思ったけど、
最近は以前よりストレスは無いけどなぁ〜
あ、この感じは!!
食あたりじゃねぇ〜かっ!!
早く気付けよって感じですよね〜。
そんな訳で、昨日は一日死亡していましたよ・・・・
さーて、今日はケリー大先生のカットバック。
なんだかんだで、ケリー大先生はお手本中のお手本なので
ケリーネタが多くなってしまいますね。
まずは顔の向きに付いて。
顔の向きはボードの進行方向を向いています。
これが赤い矢印の方を向いていると、このシークエンスは失敗します。
僕もたまにやるんですが、顔が赤い矢印の方向を向いている状態で
カットバックをしようとして失敗してしまいます。
次に、ここが大きなポイントです。
肩の開き方です。
ケリーはこの時点で、ボードの進行方向よりちょと
肩が開き気味になっています。
肩が閉じていると、顔も赤い矢印の方を向いてしまいます。
要は、肩の開き具合が
顔の向きを決めていると言っても
過言じゃありません。
そして、視界が全く違います。
肩が開いていると、視界がとても広くなるので
波全体がよく見れるようになります。
しかし、肩が閉じていると
肩より後ろの視界は全く把握出来なくなります。
波がどうなっているか把握してサーフィンする方が
遥かに対応しやすいですよね。
そして、ラインがつながります。
ここで肩が閉じてしまっていたりすると
シークエンスのラインが切れる
ということになります。
最後に、前足の膝の角度を見てみましょう。
まずは、ボードに対して垂直になっています。
そして、太ももも90度位まで曲がっています。
この時に膝が前に出ていたら、
このような体勢になる事はありません。
かなり波側に腰が倒れています。
しかし、膝が前に出てしまうと腰は波から離れてしまい、
横を向いてしまいます。
横を向いてしまうと、肩も閉じてしまいます。
そうすると、このカットバックの写真のような
バランスにはなりません。
そして、カットバックで波側に転ぶ・・・
このようになります。
波側に倒れるようにする事で、軸は後ろに傾きます。
そうする事でボードはいとも簡単に回転します。
この原理を利用して、このクラスのサーファーはサーフィンを利用しています。
特に、ジョエル・パーキンソンはそれがめちゃくちゃ上手な人ですよ。
サーフボードの上で
「ひねる」とか「ねじる」では
サーフィンしていないんです。
常にテールに乗っているから、上半身からリードして、ひねったりするから
疲れるサーフィンになって、スピードが付かない、技のメイク率が低いと言う事につながります。
軸をどのように傾けるか、これがターンのポイントです。
しっかりとボードのセンターに乗れて
軸をまっすぐに落とすことができる事。
この基本姿勢が出来なければ
サーフィンはいくら頑張っても上達しないんですよね〜
ちなみに、僕はこの基本姿勢を
ニュートラルバランスって言っています。
どこか1カ所を意識すれば良いのではなく、
まずは基本姿勢を知り、そこからどのようにすると
軸が傾きターンになるのか。
これを知るのが上達への最短ルートでしょう。
P.S
日本の様々なハウツー本でも、様々なスクールでも、
この基本姿勢は語られていないのが実情です。
というか、知らないんですよね・・・
もし、あなたがサーフィンを最短ルートで
上達したいと思うのなら、これがおすすめです。
→サーフ・ブート・トレーニング