こんにちわ、Rev.wetsuitsの林です。
昨日のコーチングは南房総で行ってきました。
日が暮れて真っ暗になるまでサーフィンしてきましたよ。
中秋の名月だったので、日が暮れたら満月がめちゃくちゃきれいでした。
夕方は久々にマルキでコーチングしてたのですが・・・
車のハッチバックをしめた瞬間に、ある事に気付いたのです。
あ、鍵。
なんと、インロックしてしまいましたよ( ;谷)
隣に停まっていた車の女性をナンパして、携帯を借りて保険会社に連絡して鍵屋さんが到着(笑
電話している時間が待ってる時間が長かったので、その女性と色んな会話をして仲良くなってみました(゚∀゚ )
鍵屋さんが来るまで海に入って、待っていたわけですね。
そのマルキは潮が上げてて、かなり厚く割れ辛い波でした。
そんな中、プロは難なくテイクオフしていきます。
プロはやっぱりテイクオフが上手いなと実感しましたね。
厚い波でのテイクオフは、いかに波の力を利用するかがポイントです。
つい厚い波だとバタ足して、一生懸命にパドルしてしまいがちです。
バタ足をすると膝に重心がかかってしまい、ノーズが上がります。
一生懸命にパドルすると太ももやお尻に力が入り、これまた膝に重心がかかりノーズが上がります。
この厚い波の時、プロや沢山波に乗っている人をよーく観察してみて下さい。
めちゃくちゃ力が抜けています。
まれに、例外もいますが・・・
まずは、ノーズを下げる事。
簡単にノーズを下げる方法は幾つかあります。
・いつもより2〜3センチ前に乗る(ショートの場合)
・背中を反らずに胸をボードにくっつけるようにする
・お尻をちょっと持ち上げる
このどれかをやってみると、ノーズが簡単に下がります。
お尻をちょっと上げる、この方法を妹に教えたらエンジンが付いたようにテイクオフが速くなった!って言っていましたね。
いつもより2〜3センチ前に乗る方法は、某プロから教えてもらってから、波が厚く割れるときに使っています。
すんごく滑り出しが速いって感じますよ。
胸をボードのくっつけるようにする。
この方法は、WCTの選手がよくやっている方法です。
昨日まで行われていたカリフォルニア・トラッセルズの大会で見る事が出来ます。
ヒートオンデマンドで見る事が出来ます。
セミファイナルのTaj・Jordyのヒートで、Jordyの1本目・2本目のテイクオフがそうです。
かなりズームアップしてくれているので、どうやっているかがよく分かりますよ。
http://www.thehurleypro.com/on-demand/dvr.html
ヘッダーメニューのOn Demand
↓
VTRの右側のSelect Heat
↓
Semi
↓
Heat1
ココで見られます。
そして、力まずうしろまでしっかり漕ぐ事。
これが重要です。
前だけ漕いだり、両手で漕いだり・・・
これはストロークが短くなり、ボードが加速しません。
片方ずつ、腰の横までしっかりと漕ぐ事がとても大切なんですね。
色々と発売されているDVDは波を追いかけ方や、テイクオフをどうやっているかが映っていないのが殆どです。
WCTの大会のヒートオンデマンドをみると世界のトップはどうやってサーフィンしているのかな?ってのがよく分かります。
日本で一般的に言われている常識は「実は違う」って事がよく分かるのがWCTサーファーのサーフィンです。