こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。
今日は
足の動きをスムーズに変える、たった1つの事
です。
コレ知っているだけで、ヒザが軽く動いて足の動きが変わります。
ちょっとシンプルなワークなのですが
立っている状態からしゃがみ込むとき、この時のヒザ小僧(膝蓋骨)がどっちに動くか?
コレでしゃがみ込むときのスムーズさが変わります。
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この様なシンプルな動きで、感覚というのを掴んでいくことがもの凄く重要です。
しゃがみ込むときに
- スーッとブレーキを掛けながらしゃがむのか?
- ブレーキが掛からないでしゃがむのか?
大きな違いがありますよね。
階段を上がるときや走る時だったら、太もも疲れずに速く走れたり軽く階段を上がることが出来ます。
サーフィンだったら、ライディングでターンをするとき、そしてテイクオフの動作をするとき。
ターンの伸びやテイクオフで足を捌くときの速さに影響をしてきます。
ヒザ小僧(膝蓋骨)がどっちに動くのか?ただこれだけで、動作のスムーズさに影響します。
そして、太ももの筋肉疲労の度合いも違います。
つまり、疲れにくくなるんですよね^^
ヒザ小僧(膝蓋骨)の知られていない役割
ヒザを曲げるという動きの時に関係してくるのが、膝蓋骨(膝小僧)が動く方向です。
ヒザ小僧は股関節から足裏までをつなぐ滑車の役割があります。
井戸の滑車みたいなものです。
※ヒザ関節の上側についています。

水色が膝小僧(膝蓋骨) 出典元:Visible body
ヒザ小僧(膝蓋骨)の動く方向次第で、足の動きというのは重たくなるのか?
それとも、軽くなるのか?というパフォーマンスに影響を与えています。
ヒザを曲げるときの動きを比べてみよう
1.ヒザを軽く曲げて、ヒザの力を抜く
2.しゃがみ込むときに、ヒザを前に出しながらしゃがむ
3.ヒザ小僧(膝蓋骨)は上に向かってスライドさせて、しゃがむ
上に向かってスライドさせるのがわからない場合は、膝小僧(膝蓋骨)を手で触って上に滑らせてみてください。
そうすると、膝小僧(膝蓋骨)を上にスライドさせる感じを掴めます。
しゃがみ込む時、太ももに掛かる負荷が全く違うと思います。
もしくは、スーッとしゃがめるのか?という違いが出ると思います。
この様にヒザを曲げるときには、ヒザ小僧(膝蓋骨)を上にスライドさせると、滑車の機能を使って足を使うことが出来ます。
膝小僧(膝蓋骨)の使い方を意識すると
さらに、足の中心のウナに乗っている状態をキープ出来るので、足のアウターマッスルが抜けるようになる。
そして、足裏に自分の動きを伝えられるようになるんですよね。
ちなみに、ヒザ小僧(膝蓋骨)の動きと同じように、
仙骨・寛骨(骨盤)、腰、胸、首、頭蓋骨とアゴ、足首、手首、肘、肩甲骨、どっちに動くと関節が歯車のように、全部の関節が連動して動くのか?という法則があります。
この関節の歯車がかみ合うようにしてあげる事で、全身をつなげて動かすという事が出来るようになります。
全ての関節が歯車のようにかみ合うので、最小限の力でカラダを動かせます。
そして、力を出したいときにアウターマッスルを使えば、もの凄い力を出すことが出来たりします。
筋肉だけじゃ出せない、爆発的な力を出すことが出来ます。
関節の動きの法則を使うためには
1.骨の噛み合わせと整え、関節が最も動く状態にする(アウターマッスルが抜け脱力出来る)
2.関節の動かし方の再教育をする(脳に覚えさせる)
3.各関節の動く方向の特性を使える様になる
4.関節の動きを歯車のようにかみ合わせる
5.関節のギアがはめ方を知り、初動に取り入れる
こんなステップで全身を連動させる事が出来ます。
なので、膝小僧(膝蓋骨)の動きは、この1つの要素です。
こんな時にやっていくとサーフィンで使えるようになります
しゃがみ込む動作だったり、歩いているときに足を上げる動作の時にやってみてください。
普段の動作に少し意識していくことで、あなたのやっているスポーツのパフォーマンスで始めて活かすことが出来ます。
日常の動作に取り入れるのが肝です。
P.S.色々とやってみても上手く出来ないときにやるのがコレ
