こんにちは!
超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る事をコンセプトにしている、サーフコーチの林です。
そうそう、遂に体幹の使い方の出版が決定しました^^
体幹トレーニングの本は昔からあるけど、体幹の使い方を具体的に書いた本ってないよね?
体幹は固めるモノじゃなくて、動かしながら使うんですよ〜ってノウハウの本になる予定です。
バイオロジック・パドリング講座でもこうやって使うってレクチャーしているんですけど
「概念が180度変わりました!」って驚かれています。
サーフィンやってなかったら、このノウハウ生み出せなかっただろなぁ〜^^v
さて、今日は、、、
先日開催したワークショップで
テイクオフでどうしても下を向いてしまう、この原因は何処にあるのか?
を分析してました。
テイクオフの動作で下を向いてしまう、この改善方法の一例を今日はシェアしたいと思います。
動作の考え方、それをどうやって分析して行くのか?
これらの手法が分かるでしょう。
練習をする際に、ズレがなくなり、最も効率の良い練習が出来るようになります。
テイクオフ動作のプロセスは
- グイ押し
- 股関節を腰の下まで両膝を引きつける
- 後足→前足で足を着く
- 後足をセットアップ
- 両手を離し、構える
このように分解できます。
なぜ、細かく分解するのか?
なぜなら、自分が何をやっているのか?各動作のプロセスをスキルとして身に付ける必要があるからです。
動作の練習でやってしまいがちなことは、テイクオフという動作をひとまとめにしてしまう事。
これって、実は一番成果の上がらない練習方法で、動作習得に時間がかかる原因です。
全ての動作は、細かくプロセスで分けられます。テイクオフも例外ではありません。
その1つずつのプロセスをそれぞれ練習して行き、最終的に全部の動作を繋げて練習し、テイクオフとういう動作に完成させます。
この方法は他のスポーツならば、スタンダードな方法だったりします。
体軸理論を構築した、高岡先生も同様の事を30年以上前から言っています。
競泳のクロールなら、TI SWIMが有名です。
各動作だけを練習したら
1と2を繋げる
2と3を繋げる
3と4を繋げる
4と5を繋げる
123を繋げる
345を繋げる
1から5までを繋げる
この様に練習をします。
コレやってる人、ほとんどいないと思うけど(笑
このようにやれば、各動作のスキルが上がるので、意図した動きを状況によって対応させる事が出来るようになります。
テイクオフで必ず下を向いてしまう問題の原因は?
動作をプロセスに分解したら、次ぎにそれぞれの動作で考えるべき要素があります。
それが次の3つです。
- 運動動作のベクトルXYZの3軸(上下、前後、左右)
- 重心(動作の中心)
- 支点と揺動点
これらの要素を取り入れて練習すると、極めて精度が上がります。
テイクオフで下を見てしまうこの原因を探って行く時に
step3の両足のセットアップをする時に、後ろに下がっている事が分かりました。
XYZの動作の3軸で考えると、それまでは前に動いていたのが後ろに変わっていたのです。
そのため、前に出る動作の意識を持っていれば顔は立てた状態をキープ出来たのですが、後ろに下がってしまったために顔が下を向いてしまう・・・という原因になっていました。
この結果、重心も後ろに下がるのでノーズが上がり、さらにテイクオフしづらくなり下を向いてしまう。
こんなスパイラルが起きていました。
そして、支点と揺動点は、体を支えている支点が脇からみぞおちにズレていて、その状態で足を着こうとしていたので動きが窮屈になっていました。
この様に、動作を分析する際に前述した3つの要素で分析すると、自分が動作をどうやってるのか?
極めて精度高く分析出来ます。
さらに、プロセスとして分解できているので尚更、自己分析しやすくなります。
プロセスで分解されてないと、この分析は出来ませんよね、、、
下を向いてしまう原因の改善方法
改善点は次の順番でやって行きました
練習して修正していくポイントは、それぞれの意識して出来るようになったら、次のステップをやって行くようにします。
- XYZの3軸で前に出る意識をキープする
- 重心を両腕の間に意識する
- 脇を支点にして、横隔膜を上げた状態で足を順番に着く
この様にやって行ったら、足を着くときに窮屈な感じがなくなり下を向かなくなりました。
動作をする上で、XYZの3軸は最も重要な要素です。
どっちに動くのか?という意識があるのか?ないのか?で動作のクオリティーが段違いで変わります。
前に出る意識でテイクオフの動作をするのか?
それとも、上にあがる意識でテイクオフの動作をするのか?
もしくは、全く意識しないのか?
これら3つ、テイクオフ直後の体勢に違いが現れます。
是非、違いを試してみてください^^
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