カラダの使い方

[質問]テイクオフで足が引っかかる

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こんにちは〜
テクニカルサーフコーチの林です。
@館山のRPCから、、、

”テイクオフで足が引っかかるのですけど
どうやったら解決出来ますか?”

という質問がありました。

この時期になると発生しますよね。
特にセミドライやドライスーツを着ると発生する事が一気に増えます。
ブーツを履いたら、より増えるのではないでしょうか?

なぜ、テイクオフで足が引っかかてしまうのか、、、
これが何故、おきているのか知っていますか?

ウエットスーツを着ることでカラダの重さや動きの悪さが発生しますよね。
そして、パドルが重たくなり、しんどくなる。
夏には出ないテイクオフでのミスが現れる。
夏なら入るコンディションなのに、冬だからあきらめる、、、
などなど。

いくらウエットスーツが良くなったといっても、冬のサーフィンでウエットスーツのネガティヴな思いは消える事は無いですよね、、、
思いもよらぬミスをが連発されるのって、スゴくイヤですよね。

実際に夏などのシーズンより+3〜5キロ程度の重さが増えています。
さらに、腕や足を動かすの肩関節や股関節にも大きな負荷がかかってしまっているの状態になっています。
肩関節や股関節のアウターマッスルに負荷がかかり、カラダのバランスが崩れ体幹が安定しない状態になっています。
その結果、体幹が使えない状態になってしまっているのです。

テイクオフでの足の引っかかりを解消するには、次の様な原則があります。

それは体幹が使えてないと、腕や足を安定して動かす事が出来ないという原則です。
腕や足の動きは体幹と常につながっているので、カラダのバランスが崩れて体幹が安定しない状態だと手足の動きはあなたが想像している以上に動きが悪化しています。

肩関節が常にグラグラして動く状態と、肩関節ががっちり安定して動く状態。
この両者の違いは、動きの重さや速さに影響します。

股関節がグラグラと不安定なのか?それとも、がっちり安定しているのか?
この違いがテイクオフの動きの安定感や速さに影響を及ぼしています。
テイクオフで足が引っかかてしまうのは、股関節が不安定になっているのが原因です。

テイクオフの動作にはプロセスがあり、必ず最初に腕が伸びきります。
この時に、肩関節が安定していないと体幹も安定しないので股関節まで不安定になり、足が引っかかってしまうのです。
足が引っかかる本当の原因はここなんです。

肩関節の要は肩甲骨で、肩甲骨から肋骨に着いている前鋸筋〜腹斜筋が利くと肩関節ががっちりと安定します。

股関節は横隔膜・大腰筋・骨盤底筋群〜内転筋・ハムストリング、これらの筋肉が利くと股関節が安定します。

さらに、肩と脇の筋肉がつながっている、体幹のコアマッスルが安定する事ではじめて肩関節や股関節が安定するという、相関関係があります。
まとめると、体幹、股関節、脇のいずれかが不安定になれば、動きが一気に悪くなってしまうということです。
しかし、体幹、股関節、脇が安定すれば、動きは必ず良くなります。

なので、テイクオフ動作での初動の腕を伸ばす動作で肩関節を安定させる事が体幹を安定させ、そして足の引きつけをスムーズにする極めて重要なポイントになります。

以下の3つのステップで、体幹が不安定になる事を解決し、スムーズな動作が出来ます

  1. 腕を伸ばす時に、両手をべったりと付けて手の平の外側に乗り腕を伸ばす
  2. 骨盤底筋群の前側を締める(オシッコを止める感覚)
  3. おへそから指4本上のみぞおちへ股関節の付け根のそけい部を引き寄せる

骨盤底筋群の前側、オシッコを止める感覚

そけい部をみぞおちに引き寄せる

たった3つのステップですが、肩関節を安定させ、体幹を安定させ、股関節も安定させる。
これら全ての要素が入っています。

違う書き方をすると、脇を利かせて、体幹を使い、股関節も利かせる。
カラダを使う上で最も動けるカラダの状態が出来ています。

今までやってきた方法に、ちょっとしたコツを足してみてください。
そして、カラダに染みこむまで繰り返してみましょう。

是非試してみてくださいね^^

P.S.確実に結果を得るために、今すぐすべきことは、、

まず、あなたに行動をおこして欲しいのは、前述したテイクオフの動作を練習する事。
そして、もう一つオススメするのが該当する筋肉に適度に締める事で、体幹・股関節・脇を安定させることです。
実際にサーフィンの動作中に該当する筋肉を締めることは難しいので、これオススメです

冬のウエットスーツ、嫌いな人いませんか?

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