こんにちは、サーフコーチの林です。
館山の自宅から、、、、
今日、43歳になりますた〜。
なので、誕生日記念として12/23(月)まで
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セミナーは今回を最後にすることにしました。
直接聞いた方が10倍以上の情報量があるので一番イイですが
僕のスケジュール的な観点から考えると、今回が最後かなと。
そしてオンライン版はありませんか?
という問い合わせが、なんと史上初の51件もありました。
驚きました^^/
ということで、
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5年前は格下のブラジリアンと言われていた
イタロ・フェレイラ、ワールドチャンプになりましたね。
BLOGやプレミアムサービスのBSCで、フェレイラさんの写真を多く使いましたね〜
今日のBLOGの最後にバックハンドのリエントリーのシークエンスを載せています。
去年、大会会場のスナッパーの前の通りですれ違ったら、
「おはよう」って声かけてくれたので、
実は去年から好きなサーファーでした(笑
見事に単純な理由^^;
ホントにブラジリアンは今一番強いです。
間違いなく。
CTの中では2014年は「格下のブラジリアン」って言われていたんですけどね〜
ここ数年で一気に逆転してきたのは、スゴいと思います。
その裏側には何があったのか?
これを考えると、
- 評価される波選び
- カラダの使い方
この2つが重要だと僕は考えています。
2017年までは点数の出る良い波を選んでいれば、点数は伸びた。
けれど昨年の2018年からはジャッジクライテリアが変わり、リスキーな波でリスキーな技を仕掛けないと点数が伸びなくなった。
この様な背景があります。
スナッパーの会場でファインダーを除きながら「これは何点だな〜」ってジャッジしながらシャッターを切ってて、アナウンスされる点数が2〜3点低かったのを覚えています。
何人ものCT選手がこのクライテリアの変更に最初は戸惑っていましたね〜
最近、8点代のエクセレントが去年から少なくなったのは、これが影響しています。
リスキーな波を選んでコミットして行く事に長けていたのが
ベスト10に入っているサーファーで、とりわけBest5のサーファーは秀でていたなと感じます。
ブラジリアンは体幹の使い方が極めて上手い
そして、もう一つの要因であるカラダの使い方。
彼らは体幹の使い方が極めて上手いですね。
一番動いている腕や足の動きばかり見てしまいますが、何やっているのか分からない体幹の使い方が本当に上手いです。
体幹って動きが極めて小さいので、相当な動作分析眼がないと分からないです。
フィリペやイタロの真似をしても、上手く出来ないのは体幹の使い方が欠けているからです。
体幹の動きを見るコツは、みぞおちを中心に上下で分割して見ていく事です。
特に重要なのはみぞおちから下の動きです。
なぜなら、人間のカラダはみぞおちから下が一番最初に動くという法則があるからです。
みぞおちから下をローアー・ボディって呼びますが、足とつながる股関節の動きも司っています。
太ももがパンパンになってしまう原因は、体幹の下側であるローアー・ボディが使えていないからです。
フィギュアスケートの選手って、あれだけのジャンプをして、あれだけの際どい姿勢をしながら滑りますよね。
けれど、太ももは極めて細く太くはありません。
それは体幹の下側であるローアー・ボディが上手く使え、内転筋やハムストリングス、そして大腰筋とインナーマッスルを連動させる事が出来ているからです。
日本の様々なサーフィン・メディアでは、「太ももが太い方が良い」と言われたりしますが、ちょっと時代遅れすぎじゃない?って思います。
太ももの前側が太くなれば、間違いなくパフォーマンスは低下します。
筋肉は1箇所だけ使うんじゃなくて、連動して使うのがポイントですからね〜
※ローアーボディはインナーユニットとかパワーハウスって呼ばれています。
動きの質を上げるのが、みぞおちから上のアッパーボディです。
ここは動きの安定感やスピードに直結してきます。
リップアクションならば、パワーを出す事が出来ます。
身長の低いブラジリアンが良いパフォーマンスが出来るのは、この辺が影響していますね〜
脇を利かせる事が出来ると、アッパーボディが使えるようになります。
ただ単にカービングでローテーションをしてヒネるのは、やり方として古い方法です。
そして、腰を壊します。
ローテーションをするためには、脇を利かせる事。
体幹の上下の動きがあり、その上でローテーションをする事でドライブとパワーが引き出せます。
イタロがルーキーの年は、スゴく雑な感じの印象でした。
しかし、去年から一気に雑さが無くなり、意図してカラダを使っているというのが見てて分かります。
その成果が、今年のワールドチャンピオンという事でしょう。
フィリペやイタロの動きは派手に見えますけど、精度が極めて高いです。
そして、どう動くとどの様な動きになるのか?を明確に理解しています。
3xワールドチャンピオンのミック・ファニングも同様で自分の動きを明確に理解しています。
ドライブさせるために必要な要素など、やっている事の全てを言語化する事ができます。
そして、「絶対にやってはいけない動き」と言うのも知っています。
特にライディングではヒザを絞って内股にすること、「これは最悪だ、一番スピードが出ない」と言っています。
言語化出来ると、イメージも具体的かつ鮮明になります。
脳はイメージした事を再現するので、言語化ってスゴく重要になります。
サーフィンが上手くなる為には欠かせませんよね^^
また、来年もゴールドコーストの初戦を見るのが楽しみです。
もちろん、撮影しに行ってきますよ^^
イタロさんのシークエンス
リエントリーでボードを返す際に、体幹をヒネっていないのが分かります。
ヒネると、パワーが伝わらないということが分かっている。
