コラム

上手くなる人の鉄板思考方法

サーフィンやっている人でこれをやっているのはかなり数少ないと思う。
1本乗ったら、これをやると必ずといってもイイほど成果でるはずです。
 
むしろ、上手くなる人とそうでない人の違いは、ここにありますね。
当たり前の事ですが、、、
 
 
こんにちは!
超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来るをコンセプトにしている、
サーフコーチ・体軸セラピストの林です。
@館山の新RPCから、、、
 
 
上手くなる人の鉄板思考方法とは
 

PDCAを回しましょう(笑

しかし、このPDCAの回し方が下手だと意味が無いんです。
特に早く上手くなりたい、上に行きたければ、PDCAの回し方を徹底すべきです。

感覚的な思考法からロジカルにやりましょって事ですね〜
最初は僕もこれは苦でしたね〜けれど、慣れるとこの方が面白いし、充実感を得られます。
もちろん、サーフィンスキルも蓄積され、積み上がって行きます、、、

1ラウンド毎にログを付けてデータを取りPDCAを回していたら、あなたはかなり優秀です。

元スタッフの白羽さんは、トライアスリートだったので、Logを取る事が当たり前でした。
トレーニングのLogは当たり前に取っていたそうです。
Logを取ってデータを溜めないと分析出来ない。
データが溜まると、得意と苦手な事がくっきりと輪郭が見えるように分かる。
という感じの事を言っていました。

そして、「サーフィンのLogも取っているよ」とも。
なので、色々とレクチャーした事をしっかりと身につけて行く事が出来たというわけですね。

まぁ、サーフィンそこまで突き詰める必要あるのか?を考えたときに、僕は上手くなりたければ感覚的にやってては変わらないので、ロジカルにやるべきだと思っています。
むしろ、PDCAって自分がやっている事、つまりあなたがやった事の棚卸しになるので頭が整理され、次ぎに何をやるべきなのか?整理されます。

 
 
 
 
 
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ほとんどの人がやってない、サーフトレーニングの数値化。

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サーフィンならば、陸でPDCAを回して、海の本番で試してPDCAを回すのは基本でしょう。

なので、陸トレしない人は上手くならないんですよね〜
当たり前ですが、陸で出来ないことは海でも出来ない。

テイクオフの練習をしろと何年も言っているのに、未だにやらないクライアントがいるんですけど、はっきり言って全然上手くなってない。
一方、毎日数回でもやってくれている人は、テイクオフの細かいプロセスを覚えることが出来るので、メソッドがバージョンアップしたときや新たな要素が追加されたときは、スムーズに対応出来ているんですよね。
そして、動作がどの様に成り立っているのか?いつの間にか理解出来るようになっています。
さらに、抽象的な動作感覚の話をして、その時は理解出来なくてもやり続けたことで、その抽象的な感覚までだとりつくことが出来てしまったんですよね〜
3ヶ月位でその抽象的な感覚が分かったので、僕的には結構驚きました。
また、サーフコーチングでの動作のフィードバックをした時にも修正が速いので、グングン上手くなっていってます。

因みに、練習してない人は次回からの半年コースの参加資格が無くす予定です。
なぜなら、向上心の高い人のみが集まって欲しいのと、他の参加者の迷惑になり足を引っ張るからです。

話を戻すと、、、

乗った波の1本ごとにPDCAを回す
乗れなかった場合でもPDCAを回します。

これをやって行けば、確実に上手くなるんですけど、Pのプランを立てるときに、具体的にプランを立てると良いのですが、具体的じゃ無いのが問題だったりします。
そして、Cのチェック、検証・評価をする時、ここに大きな問題がある事が多いです。
意外と気付かれてない事だったりします。

まずはプランを立てるのだけど、、、

当たり前ですが、やる事を決めるですよね。
具体的に決めることがポイントです。
そして、プライオリティの高い順番にPDCAを回していくという事ですね。
僕の場合は、プロセスの下の階層から積み上げるようにして、それぞれの階層をPDCAを回して行きます。
どれだけ分解して具体的にするのか?これをやって行くと言うことです。

もしくは、何をしたら良いのか分からないのなら、何をしたら良いのか?答えを探す事をするのがベスト。
インターネットで探しても良いし、僕の場合は何をしたら良いのか分からないのならば、答えを買ってしまいます。
その方が時間の節約になり、正しい情報が得られますよね。

そして、具体的にやるべき事を決めたら「予想、予想値を立てる」事をします。
こんな感じになるだろう、この位の手応えが感じられるだろうという予想値ですね。

例えば、潮が多くブレイクが遅い場合なら

いつもの感覚よりもピークのボトムの1m位前にセットし、ボトムでのパドルはいつもより3割増し位強めで漕ぐ。
しっかりとリフティングフォースを使って、ピークのボトムからパドルが出来るので、加速が遅れること無くなりうねりの前に出られるようになるだろう。
そのためにはピークのボトムの3m位手前を見ることで、波が動いているので合わせやすくなるだろう。
※頭オーバー位の波での例です

こんな感じで具体的に数値化して、具体的に予測も立てます。
実際にこの方法でやってみて、検証・評価をして行きます。
これらも、テイクオフのプロセスをしっかりと覚え、波について知っておくとプランを立てやすくなりますよね^^

プランが抽象的だったり曖昧だとPDCAを回せません。
なので、しっかりとプロセスと要素を覚えて、プランを練ってみてください。
僕のここ1〜2年のメソッドなら、低階層からPDCAをまわせるようになっています。

Dはやるなので、特に書くこと無いと思います(笑

その次に、実践して検証・評価をするときに、どの様に考えるのか?

上手くいったのなら、何故上手く出来たのか?
上手く出来なかったのなら、何故上手く出来なかったのか?

良いときも悪いときも検証・評価します。
ポイントは「何故?」って考えてゆきます。

何故?って考えるときに、最低でも3回は何故?と深掘りしてゆきます。
よくあるのが、何故か?を1回しか考えずに原因が具体化されてないこと。
1回だけだと、原因を具体化出来ないので特定出来ないんですよね。

何回か「何故?」を繰り返すことで、段々と本当の原因(真因)にたどり着きます。
そして、何故を繰り返すとこで、プロセスや要素が自然と頭に入っていきます。
また、上手くいったとき上手く出来た要因も理解出来ます。

僕は最低でも5回は何故?を繰り返すようにしています。
本当に原因にたどり着いた時、初めてどうしたら改善出来るか?という
Actionの予想を立てられますよね。
予想を立てたら、再び何をするのか?という具体的なプラン。

サーフィンだったら、Pは確実にプロセスのプライオリティが高い順にやって行きます。
プロセスをたどってプランニングし、プロセスの中もさらに分解出来て、プロセスがあります。
細分化すればするほど、具体的になって深い理解が出来るようになります。
そして、PDCAのサイクルで回して入れば、細かい要素もどんどんと頭に入ってゆきます。
頭に入ればカラダも動くようになって行きます。

結論、どんどんと分解して具体的にプランを立てる。
そして、検証する時に何故?を最低3回は繰り返す。
上手くなる人の鉄板思考です。
仕事でも使っているのなら、サーフィンにも使ってください。

僕のオススメはドリルをPDCAで回す

ドリルは様々なレベルでのつくる事が出来ますし、実際にあります。
僕個人が考えたオリジナルのモノやワールドスタンダードなドリルまで。
ビギナー〜中級者の間のドリルってほとんど無いので、結構練って作ってます。

波が見れるようになるドリル、波に乗る本数を増やすドリル、テイクオフで波の力を使うドリル
テイクオフ後の安定感と視界の広さを出すドリル、ライディングで波を上手く使えるようになるドリル、
パワーゾーンをキープするドリル、ボトムターンのドリル、リップアクションへアプローチのドリル、
リップアクションのドリル、スプレーを増やすドリル

などなど、まだまだ沢山あります、、、
もちろん、テクニック的な面以外のメンタル的な面、フィジカル的な面、パフォーマンス的な面、あらゆるドリルがあります。

ドリルは様々な要素が含まれているので、サーフィン時の練習にはベストです。
そしてドリルをPDCAで回して行くと、速いスピードでのレベルアップが可能です。
なぜなら、ドリルの構成されるプロセスと要素をしっかりと理解出来るようになり、深く理解出来るようになるからです。
ドリルの構成要素を下からしっかりと積み上げられます。

速く上手くなりたいのなら1本乗ったごとにやるべきですが、1ラウンドのLogを書き出してPDCAを回してみる事から始めてみもイイと思います。
そして、次回入るときに何をするのか?というプランも立てることが出来るので、海の中でやる事がブレなくなります。

世界を目指すアスリートやプロを目指すアスリートならば、やって当たり前。
あと20年、30年とサーフィンしたいのならば、この辺はさらっとやっておくと良いでしょう。

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