超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来るをコンセプトにしている、
体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
@館山の新RPCから、、、
色々とサーフィンの練習しているけど、思ったほど上手くならないなぁ〜
って感じている方、多いのではないでしょうか?
僕も昔は、こんだけ練習してるからもう少し上手くなっても良いんじゃないの?
って思う事は多々ありましたよね、、、
今日は、動作ばかり意識してもうまくならない理由についてです。
去年の3月、サーフコーチングの師匠Hiroさんに伝えたライディングのメソッド。
日本やオーストラリアで1年かけて色々なプロに聞いてきたそうです。
僕が今まで言ってきた事が、ミックによって証明されましたね〜
師匠からも世界最先端とお言葉をいただき、、、嬉しい限りですm(_ _)m
世界最先端と言われるようになったのは、細かい所を詰めていった事が最も大きいと思います。
僕は元Webデザイナーなのですが、デザインの世界では細部に神が宿るという言葉があります。
- たった1pxの線があるのか無いのか?
- たった1pxのフォントの大きさを上げるのか、上げないのか?
- たった1pxのスペースのズレ
これらが大きく印象を左右し、
- 締まりが悪いのか?締まりが出るのか?
- 読みにくいか?読みやすいか?
- バランスが悪いか?スッキリとバランスが良いか?
と、ほんのちょっとで大きく変わってしまいます。
これは、カラダの使い方でも同じ事が言えるのです、、、
- 下半身を使うなら足首の安定
- 上半身使うなら手首の安定。
たった、この条件を満たす事でインナーマッスルが使える様になります。
その上でインナーマッスルを主体として使えば、関節は正しく動くようになりパフォーマンスが上がるようになります。
例えばライディングで、股関節を安定させて内転筋を使える様になると
基本スピードが上がり動作をダイレクトにボードへ伝えられます。
さらに、足首が安定するのでボードのコントロールがやりやすくなりますね^^
その状態から、みぞおちを丸めて重心を下げコンプレッション(加圧)を掛ける事で、ボードは簡単に走りはじめます。
そのためには、オープンスタンスでべた足で外くるぶしの下に乗るようにする。
たったこれだけなんですけどね、全く知られていない、、、、
これらは難しいことではなく、正しくカラダの使うコツを身につければ良いだけです。
具体的に基準を作る
・足の何処に乗るのか?(加重点)
・軸は何処を通すのか?(軸を通す具体的な場所)
まずは、これらを具体的にするために、触って脳に認識させます。
認識出来ただけで、感覚がガラリと変わります。
体幹の使い方を身につける
・みぞおちの使い方
・脇の使い方
具体的に体幹のインナーマッスルを使うための場所を触って認識し、それをどの様に動かすのか?
僕の場合は、クロスポイントを使って視覚的にしています。
その方が、イメージしやすいですからね。
※クロスポイントとは、体軸のメンター高橋龍三先生が考えたインナーマッスルが交差する場所です。
正しい動きを身につける
みぞおちの基本的な使い方が分かったら、体軸ワークで正しい動きを身につけます。
・レッグリフト
・股関節スクワット
・オープンロータス
この様にカラダを正しく使うコツを積み上げて行きます。
たった、これらをやっただけで海に入るとサーフィンの調子がもの凄く良くなります。
実際に僕のワークショップやコーチングに参加されている方が、「レッスン後に海に入ったらもの凄く調子良くてビックリしました」と言ってくれる方が多いのはそのためです。
これらの体軸ワークはライディングでの体幹〜下半身と全く一緒なので、サーフィンに展開するのがスムーズになります。
なぜなら、カラダを使う基準とカラダが動く原理原則の動きを身につけられるからです。
コツを掴んでいるので、そのままサーフィンの動作をやれば上手く出来るという感じです。
何でもそうだと思いますが、、、
基準が曖昧だとうまく行かないですよね?
仕事だと、判断を間違えおおごとになってしまいます。
サーフボードを買う時も、購入する基準が曖昧だとボードが合わずに失敗してしまいます。
野球でキャッチボールをしているとき、毎回同じように投げられずコントロールが悪くなります。
読んでると、面倒くさそうですけどね。
しかし、やればかなり具体的なのでシンプルです。
そして、カラダが軽く動かせる感覚も手に入れられます。
急がば回れという感じですね。
今回、師匠がミックから直接聞いたスタンスやターンの話。
ミックなどのワールドクラスのサーファーは、カラダが動く原理原則をしっかりと使っているんですよね。
ライディングが速いのは
・オープンスタンスで足首をしっかりと安定させている
・足首が安定しているので体幹が使え、股関節〜足先までのインナーマッスルが使えている
・その結果、体重や動作を無駄なく力を伝えることが出来るので、自然とスピードが出る。
パドルが速いのは
・手首が安定しているから肩甲骨〜体幹を使えている
・足首が安定しているので股関節を使えるので、ストロークで全身を使うことが出来ている
・水という掴めないものでも、水の流れを効率良くつくれ疲れずに速いパドルができる。
世界との壁は実はこんな所?がもの凄く重要です。
全く気にされてないし、知られていませんけどね^^;
段取り8部という言葉がありますが、サーフィンにおいてはその段取りが、今回話している内容です。
CT選手が体幹トレーニングなどをするのは、カラダの使い方のスキルを向上させる事で実践でサーフィンする段取りをしていると言うわけです。
好きなサーファーの動きだけを真似しても、前提条件を満たしてないと上手く出来ません。
しかし、前提条件を満たせばあなたのサーフィンは、確実に上手くなると断言出来ます。
前提条件はちょっとした事なので、直ぐに出来るようになりますよ^^v
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