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理に適っているジョン・ジョンのボトムターン

こんにちは、
体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
@館山の新RPCのオフィスから、、、

この前の日曜日から、RPCの移転作業をしています。

昨日今日で荷物は全て運び出し終わり、デスク周りのセットアップをして、発送や在庫などのストックヤードもつくりました。
新しい所ではスタジオがかなり大きくなりましたね〜
MAX20名位のセミナーが開催出来そう。
現在、準備中のスタジオはこんな感じ。

3階は室内をどう使うか??色々とアイデアを練っています。
今は、何も入ってないのでスケートしてますけどね(笑

そんな中、来週末から恒例のゴールドコーストですね。
CTの初戦のシークエンスやビデオを撮ってきます。

毎年、進化しているのを生で見られるのと、世界トップレベルのサーフィンを海の中で目の前で見られると色々な検証が出来るので、面白いんですよね。

去年は、海の中からジョンジョンを何回も見ましたね。
パドルも横でみて、どうやっているのか?
かなり、参考になるパドルをしていました。
スナッパーは流れるので、浅く短く回転数を早めで漕いで、特に入水時のストロークが他の誰よりも違いましたね。

なんて無駄のない、力みが全くないパドルをしているのだろうか!!

と、驚きましたね^^
最初は見て不思議なストロークだな〜と思いましたが、見ているうちに、そういう事ね〜と、納得出来ました。
というか、どうやったらこの意識が生まれたのか?
本人に聞きたい位(笑

その他には、今日のお題であるボトムターンですね。

テイクオフ後はヒザを閉じ気味だけど、ドライブを効かせてボトムターンに入る時には
ヒザを開き、両方の外くるぶしの下に乗るようにしてボトムターンに入っていましたね。

ボトムターンの時に後足のヒザを内側(前方)に入れるとスネの骨と太ももの骨の両方が内旋してしまい、
股関節がグラグラな状態になり、動作を伝えられません。
股関節がロックされていない不安定な状態なので、ヒザを痛めやすくなってしまいます。

しかし、ターン中に両方の外くるぶしの下に乗る事で、
スネの骨は外旋し、太ももの骨は内旋するので股関節がロックされ安定するようになります。

股関節が効き、加重する場所を変えることでボードが傾きドライブを掛けられます。
よりシンプルな動作でボードをコントロール出来るというわけですね〜

ジョンジョンのシグネーチャームーブでもある、
だらーっと落とした両腕って、実は理に適っているんですよね。

ボトムターンに入る前に下がっていきます。

この動作は無駄に動かないので、みぞおちが丸めやすく、重心を下げてコンプレッションも掛けやすいのです。
体幹が捻れないので、ボトムターンでダイレクトに動作をボードに伝えられるのでドライブを掛けやすくなる、、、
と、無駄が全くないんです。

スピードを出すためには、常にボードに圧を掛け続けるというのがセオリーです。
両腕を垂らした状態って、実はコンプレッションをかけ続けるために
自然と身につけたのだと思います^^

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