From 林英祐。
仙川のスタバから。
おはようございます。
テイクオフに関して、深く考えたことありますか?
波に乗る際に重要なのは
1.パドリング
2.テイクオフ
です。
パドリングで力が入っていたら、テイクオフが遅れてライディングでも力が入ってしまい、思うようにライディング出来ないということにつながります。
Facebookで昨年のフランスで開催されたWCTから、一枚ケリーのテイクオフの写真を見つけたので、その写真から分かること、そして何が違うのかを解説したいと思います。
ここのポイントの波はホレホレでチューブ合戦になるポイントです。
今回の写真は掘れている波でのテイクオフですね。
掘れている波・厚い波のテイクオフの動作は変わらないのですが、全く同じじゃありません。
状態を起こす時の位置がちがいます。
厚ければ前の方に出るし、掘れているときよりは気持ち斜め上の方に頭が来ます。
厚い波だとこの写真よりもっと前に頭が来る感じです。
しかし、この写真でも分かるように、基本的に想像以上に前にあるんですよね。
このくらい前に頭がないと、テイクオフで失速する原因につながります。
テイクオフで加速するためにも、このくらいの位置まで頭が前に来る必要があるということです。
掘れている波でパーリングしないためには、ボードのノーズが下がっていることが重要です。
ノーズが上がっていたら。波の力も使えないのでボードは加速しません。
実際、どんな波でもノーズを下げることは必要で、ノーズを下げたら波がボードを押してくれるので、スーッとテイクオフが出来るようになるんです。
2〜3回のパドルでテイクオフ出来るのは、この行為を行なっているから。
背中を反っていたらノーズは下がらず、上がってしまいますよ。膝に重心がかかってしまいますからね。
意識したことが無い方が殆どだとおもいますが、ノーズを上下させるボードコントロールも重要なテクニックなんですね。
次に、足を持ってくる際に腰の位置が低い事。
肩より腰の位置が低いですよね。
何故これができるかというと、頭が前にあるからなんです。
頭が後ろにあると、おしりから立ち上がってしまい、腰よりお尻の位置が高くなってしまい、テイクオフで加速できない、波に置いて行かれる、うまく出来ないという事につながります。
さらに、ノーズも上がってしまうから波が押してくれないから加速しないのです。
さらに、右足のほうがちょっと前に来ています。
ここがポイントで、世界のベストサーファーは必ず右膝が先に前に来ています。
ボードの中心まで後ろ足の膝が一度前に来ます。
そうしないと、頭の位置が下がってしまい、軸が後ろにずれてしまい、ノーズが上がってしまうので、加速できないんですね〜
この右膝(後ろ足の膝)を前に持ってくる動作は、ドジ井坂のテイクオフ体操の4番にになるわけです。
テイクオフはただ立ち上がるだけではなく、波の力を使い加速するという事が含まれているんですね!
何が違うかと
・ノーズが下がっている
・頭の位置が相当前にある
・肩より腰の位置が低い
・右膝が一度ボードの中心まで来る
という所ですね。
この動作はいきなり海でやろうと思っても、どうやっていいのかわからないと思います。
ドジ井坂のテイクオフ体操は、テイクオフのすべての動作を分解し、練習できるようになっています。
このトレーニングをすることでテイクオフが確実に上達し、加速しながらテイクオフ!できる所まで必ずつながります。
まずは、陸ですべての動作を理解して身につけてから、海で実践しましょう。
参照元写真
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=3808501703137&set=o.34778334225&type=3&theater
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