カラダの使い方

テイクオフで前足を持ってこれない3つの原因:その2

こんにちは、
体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
@RPCから、、、

時間が空いてしまいましたが・・・
テイクオフで前足を持ってこれない3つの原因シリーズです。

3つの原因は、、、

1.低い体勢で足を持ってこようとしている
2.背中が丸まってしまい
3.体幹が捻れている

です。
今日は2番目の「背中が丸まっている」についてですね。

 

必ず共通するエラー

 

サーフコーチングをしてて前足を前に持ってこれないという方は、必ずと言っていいほどに共通して背中が丸まっています。

足を持って来ようとする時に、無理に持ってくるので背中が丸まります。
これをやると、みぞおちが全く使えてない状態になり、股関節が動きにくくなるので、余計に前足を持ってこれなくなるのです。

背中が丸まるという状態はアウターマッスルである脊柱起立筋に力が入ってしまっている状態です。
足を持ってくる時に体幹のインナーマッスルであるインナーユニットから股関節が使えなくなってしまいます。
さらに、みぞおちにある横隔膜や腹横筋が機能しなくなうんですよね、、、

カラダには表があれば裏もあるので、背中側に力が入れば、お腹側は力が抜けてしまう事が多いです。

さらに詳しく書くと、インナーユニットの腹横筋と繋がる腹斜筋も使えなくなるので、脇が効かなくなります。
脇が効かないと腕のアウターマッスルを頼り始め、動作が雑になり力に頼った動作になりカラダ全体をかためてしまう原因になります。
そして更に、横隔膜と繋がる、大腰筋も効かなくなるので、さらに股関節を使えない・・・
それに加えて、大腰筋が付着している大腿骨の動きが不安定になるので足がスーッと前に出す事が出来なくなります。

これが背中が丸まるとおきてしまう原因です。

背中が丸まらないようにするコツ

 

背中が丸まらないようにするためには、みぞおちを丸める、もしくはみぞおちの力を抜く事がポイントです。
体幹はボードに対して平行な位の状態でOK。
そして、腕を伸ばしてからみぞおちを丸める際には前に出るようにする。

みぞおちが丸まると、大腰筋もインナーマッスルのつながりで股関節が使えるようになるので、下肢をスムーズに引きつけることが出来ます。
要は足をスーッと真っ直ぐに持って来られます。

そこで重要なので、腹ばいから上に向かって動くのか?
それとも前に出るようにして動くのか?
この運動の方向性の違いが大きく影響してきます。

前足が前に持ってくれてない、スタンスが狭い、スタンスが安定しない、、、
これらは前者の腹ばいから上に向かって動いてしまうので、背中が丸まってしまいます。
みぞおちを丸める動作をしても、上に向かって動作をすれば体幹が動きすぎて背中が丸まってしまうんですよね。

なので、前に出るようにテイクオフの動作をする、もしくは前に出るようにみぞおちを丸めるというのがコツになります。
もっと具体的な詳細があるのですが、このBLOGでは書けません^^;

今日のサーフコーチングでも話していたのですが
サーフィンって、ほんとちょっとの違いが大きな違いを生んでしまいます。

腹ばいの状態からパドリング、テイクオフからライディング、これら全て常に関係性があります。
どれかが独立しているわけではないので、上手くいかない事があったらその前後関係を見直してみてください。

今回のように前足が持ってこれない、この上手くいかない原因は足を持ってくる前の動作にあります。
是非、参考にしてみてくださいね^^

 

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