カラダの使い方

良い1本乗って上がろう→良い1本が出ない

こんにちは、
体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
館山のRPCから、、、

昨日は名古屋からサーフ・コーチングを受けに来てくれたSさんと1時間12分と短めのサーフィン。
セット胸位の面ツルでちょっと流れのあるコンディションでした。
ピークから乗るとロングライドになり、パドルバックする距離が結構ある、最近地形の良いポイントです。
セット狙って乗れば、波打ち際くらいまで乗れてしまいます。
おそらく、引いていればもっと良かったのでは?と思いますね。

14時位に海から帰ってきたら、やたら眠い(笑
そして、夕飯食べながらやたら睡魔におそわれました。
なんでこんなに眠いのかなぁ?って考えた時、いつもと違う事は何か?を考えました。

昨日はセット間は長めで12分位の感覚。
なので、1ラウンドで10本位とそこまで乗っていないんですよね。
まぁ、パドルする距離が長かったというのはありますけどね^^

この疲れる原因には何があったのか?を考えた時に体幹の安定ってここまで左右するのか・・・と思いました。

特に腹部のインナーユニットの安定は動きやすさや動作の安定に影響してきます。
なので、アスリートはこぞって体幹トレーニングをするんですよね。
さらに、腹部のインナーユニットは全ての動作で一番最初に動く場所でもあります。

腹部のインナーユニットが安定すれば、股関節も使えるようになります。
そして、脇を通して腕の動きを先行している動作に足すことが出来るので速さやパワーを出す事が出来るんです。
さらに腹部のインナーユニットが安定すると、フォームが崩れなくなり最後まで安定感が出るので、良いサーフィンが出来るんですよね。
海から上がりたいと思って、良い一本乗って上がろうと思っても良い波選んで乗っても良い一本にならないのは、フォームが崩れているからです。
フォームが崩れるということは、体幹が不安定になっていて特に腹部のインナーユニットが不安定になってしまっています。

  • パドリングは腹部のインナーユニットの安定が不可欠です。
  • テイクオフの動作なら、腹部のインナーユニットが安定する事で、スタンスが決まります。
  • ライディングならば、加速する、ボトムターンでドライブさせる、キレたリップアクションをする、これら全ての初動で腹部のインナーユニットが動きます。

夜めっちゃ眠かった原因

昨日は、いつも着ているパフォーマンス・スーツを忘れてしまったので、今年の春にサンプルテストで作ったコンプレッションのみでテーピングが全くないパフォーマンス・スーツを着てサーフィンしていました。

普段、パフォーマンス・スーツを着てサーフィンしていれば夜に眠たくなることはほとんど無いんですよ。
まぁ、流石に波が良くてガンガン乗った時は別ですけど。

いつもはテーピングとコンプレッションが入っているので、腹部のインナーユニットや様々なインナーマッスルがサポートされてて気付かなかったんだなぁ〜と。
今年でパフォーマンス・スーツの開発を始めてから10年になるので、体幹部やインナーマッスルのサポートが当たり前すぎて忘れていました。
こんなにも疲れるのもなの?って数年ぶりに体感しましたね〜^^

疲れる疲れないだけじゃなくて、サーフィンの1ラウンド最後まで良いパフォーマンスを発揮できるのか?出来ないのか?って、サーフィンを楽しむ上で大きな違いがありますよね。

PS. 今日、採寸に来られたお客さんに各モデルの違いって何?って聞かれたので

R9→メルセデスのSクラス、もしくはBMWの7シリーズ
R7→メルセデスのEクラス、もしくはBMWの5シリーズ
R5→メルセデスのCクラス、もしくはBMWの3シリーズ
R4→メルセデスのCクラス、もしくはBMWの4シリーズ

って説明しました(笑
そしたら、なるほど〜分かりやすいって言っていただきました。
使っている生地は全てのモデルで一緒ですが、テーピングとサポート機能が違います。
R7やR9を着た方は、これは反則だといっていました^^;

PPS. バージョンアップされたR7、凄く良い感じです。

体幹の腹部のコンプレッションを強化してあるので、動きが軽く感じられます。
左がR5で右がR7なのですが、腹部のインナーユニットのコンプレッションの度合いが一番強力になっています。
サーフィンの1ラウンド、最後まで満足したい方にオススメです。
→インナーマッスルの連鎖を促す最新モデル2019年R7 The Linking

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