サーフコーチ・体軸セラピストの林です。
館山のRPCから、、、
なんだかんだ、パドリングは腹ばいが重要。と改めて感じた、ここ最近です。
何故、この様に思ったのか?というと
「なんか最近、サーフィンすると腰が痛くなるなぁ〜」
と感じていたんですよね。
この原因は、腹ばいの態勢が悪くて起きていました。
毎日、気付いて無いところで色々と感覚や意識に変化がありますからね。
最近、軸や感覚の鍛錬をサボっていたって話しですね^^;
昨日、パフォーマンス・スーツの2019年の新モデルのテストを兼ねて1ラウンド入ったのですが、改めて腹ばいの状態を確認したんですよね。
そしたら、細かい所がズレている事に気付きました。
内転筋を効かせたくてヒザをくっつけてしまい、お尻に力が入り固まっていました。
これと連動して腹直筋も固めてしまい、横隔膜も固まっていましたね〜^^;
体幹部のアウターマッスルを固めていたので、そりゃ〜腰が痛くなるわ〜って思いました。
どうりでテイクオフの動作もイマイチ動きが悪いなぁ〜と感じていたのも、腹ばいの状態が原因でしたね。
負のスパイラルに入る原因
お尻や体幹を固めてしまうと、動きはどんどんと重たくなったり、硬くなってしまいます。
そして、力任せにパドルして雑になってしまったり・・・
力任せで雑な動作になると、さらに動きは重たくなります。
こんな風にデプレッション・スパイラル(負のスパイラル)に入ってしまい、思うようにカラダが動かなくなってしまうんですよね、、、
良い動きが出来る時とそうでない時の動きのギャップが、デプレッション・スパイラルになります。
サーフィンだと、パドル次第で負のギャップ、デプレッション・スパイラルに入ってしまうのか?
それとも、フリーで自由に動ける状態でいられるのか?大きな差を生んでしまいます。
パドルはボードの上で腹ばいの状態が、どれだけフリーでいられるのか?
違う書き方をすると、ボードの上で緩んだ状態でいられるのか?が、あなたのサーフィンの動作全てに影響を及ぼします。
パドルのスピードにも影響を及ぼすのが、、、
腹ばいの状態が悪かったので、パドルのスピードが遅いとも感じていました。
ん〜なんか、最近1ストロークで進むスピードが遅いなぁ。
で色々とやってみたけど、、、
- もっと股関節を効かそうってやってみても、イマイチ
- ヒザから下の状態を変えてみてもイマイチ
- 上半身の起こし方を変えてみても、ん〜イマイチ
お尻に力が入り腹直筋や横隔膜が固まっていたので、どれをやっても効果はありませんでした。
体幹のアウターマッスルが固まってしまい、インナーマッスルが機能していなかったのが原因です。
体幹のコアマッスルと呼ばれているインナーユニットは、上半身と下半身を連動させる重要な部分です。
アウターマッスルが固まり優位になってしまっていたので、何をやっても上手く変える事が出来なかったというわけです^^;
腹ばいの状態で体幹のインナーユニットが使える状態にするためにも、お尻に力が入らないようにするのが重要です。
体幹のインナーユニットが使えると、腹ばいの状態で股関節〜足のインナーマッスルをつなげて使う事が出来ます。(筋連結や筋連鎖と言います)
そして、ストロークで腕〜体幹のインナーマッスルをつなげて使う事が出来るので、全身のインナーマッスルつなげたストロークをする事が出来るようになるので、疲れずに速いストロークが出来るようになります。
ここ1ヶ月位のサーフィンで改めて腹ばいの状態が重要だなぁ〜と感じさせてもらいました^^
海だけじゃなくて、自宅等でも腹ばいの状態を確認する習慣があると、海の上でも誤差が少なくなりますよね^^
腹ばいで力まずにフリーな状態で、効かせたいインナーマッスルを意識できる状態を再確認してみてくださいね。
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