カラダの使い方

リップアクションの初動って?

解剖学と体軸理論をベースに
「超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る」
をコンセプトにしているサーフコーチ・体軸セラピストの林です。

館山のRPCから、、、

今日は、GW前からバイオロジック・ターン(仮)のコンテンツを作成中なので、
その中からちょっとだけシェアしたいと思います。
リップアクションが上手く出来ない、もっとパワーを出したいという方は結構ヒントがあると思います。

リップアクションをする時、一番最初に何をするか?あなたは知っていますか?
ちょっと考えてみてください^^
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
もうちょっと考えてみましょう
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
それは、コンプレッションです。
リエントリーでもスナップでも、カービングターン、カットバックでも、必ずコンプレッションの動作が入ります。
もっとスプレー出したいととかパワーを掛けたいと思うなら、このコンプレッションの動作をする事であなたの体重、そして動作をボードに伝えスプレーに変える事が出来ます。

リップアクションを蜷hってすぐに後足でテールを蹴り込んでも失敗してしまいます。
なぜなら、リップアクションにはプロセスがあるからです。

リップアクションのプロセスとは

コンプレッション(加圧)
 ↓
リーンイン(ドライブ)
 ↓
リーンアウト(テールブロー)

という、この3段階のプロセスを踏んでいます。
フロントサイドでもバックサイドでも同様です。
それぞれの要素を積み上げてゆく事で精度の高いシャープでパワフルなターンが可能です。
初動であるコンプレッションを入れずにアクションしていると、スプレーは小さいままでカーブ系アクションはドライブしません。

パワー出したいと思うと、感覚的に足で踏ん張ってしまい太ももの前側を使ってしまいがちです。
この動作をしてしまうとアウターマッスルを使ってしまい、動きが雑になってしまいます。
なぜなら、太ももの前側のアウターマッスル大腿四頭筋を使っても、体重や動作をボードに伝える事は出来ないからです。
大腿四頭筋は走っている時や歩いている時に止まる際に使う筋肉で、ブレーキ筋とも言われています。
ターンで太ももの前側を使うと、動作も止めてしまうというわけですね。

この時に両足の外くるぶしの下に乗れると、すねの骨の真下に体重が乗るように軸は両足の中心に落ちるので安定します。
外くるぶしの下に乗ると自然とスネ〜太もものインナーマッスルを使えるようになり、体幹へとインナーマッスルをつなげて使う事が出来るようになります。
その上で、コンプレッションの動作をするとメチャクチャパワー掛けられます。
VSSK8だったら、ボードが深く傾くようになりドライブします。

コンプレッションの動作方法

コンプレッションの動作は至って簡単で、みぞおちを丸めるだけです。
ただこれだけでコンプレッションを掛けられます。
なぜなら、体幹のインナーユニットの横隔膜と骨盤底筋群が下がるように動くからです。

カーブ系のターンはバックフットがもの凄く重要になってくるんですけど、両方の外くるぶしの下に乗れているとバックフットが上手く使えるようになります。
そしてさらに、みぞおちを丸める事で体重をボードに乗せてあなたの動作を効率良くボードに伝える事が出来ます。

実際にスパルタンとい通りなのミシェル・ボレーズのシークエンスを見てみると、リップアクションに入り始めたらみぞおちが丸まります。
この動きはジョンジョンやフィリペ、メディーナ、デズーザなどなど、必ず共通する動作なので身につけたい方法です。

ボトムターンからレールトランジションをして、リップアクションに入ったら、コンプレッションの動作を入れるようにしてみてください。
3xGSでもこの辺、説明しているのでチェックしてみてくださいね。

是非上手くなりたいと思う友達にもシェアしてください。
シェアして一緒にアウトプットする事で理解度が3倍深まりますよ^^

 

 

(Visited 143 times, 1 visits today)

パドリングのストロークが早くできない原因前のページ

上半身の動きを柔らかくするメンテナンス方法次のページ

ピックアップ記事

  1. 動きやすさのカギは肩甲骨
  2. 冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
  3. パドルが重たくなるのは当たり前?
  4. 冬用のウエットスーツが動きツラい理由
  5. 僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ

関連記事

  1. カラダの使い方

    [悩み]ライディングで力んでしまい、力を抜く事が出来ない・・・

    こんにちは、体軸サーフコーチ・セラピストの林です。@館山のRP…

  2. カラダの使い方

    [解説動画付き]あなたのカラダを整える方法

    【1月19日(日)までの期間限定】R8のセミドライをご注文いた…

  3. カラダの使い方

    安定した動きと速い動きの使い方

    こんにちは、体軸パフォーマンス・サーフコーチの林です。  …

  4. カラダの使い方

    テイクオフで年齢の壁に負けたくない

    こんにちは〜サーフコーチ・体軸セラピストの林です>>テイクオフの動…

  5. カラダの使い方

    テイクオフしたらスタンスが狭まい

    こんにちは〜サーフコーチ・体軸セラピストの林です。テイクオフし…

  6. カラダの使い方

    サーフィン絶対に上手くなると”確信”出来る瞬間

    こんにちは、台湾ナショナルチーム、サーフコーチの林です。僕がサ…

オススメの記事

  1. カラダの使い方

    動きやすさのカギは肩甲骨
  2. パフォーマンススーツ

    ドライスーツを越えた暖かさ
  3. BLOG

    僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
  4. BLOG

    パドルが重たくなるのは当たり前?
  5. パフォーマンススーツ

    サーフィンが疲れる最大の原因
PAGE TOP