解剖学と体軸理論をベースに
「超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る」
をコンセプトにしているサーフコーチ・体軸セラピストの林です。
館山のRPCから、、、
いきなりですが、、、
波が大きくてアウトが遠い時や、カレントがキツいと
こんな「あるある」ありませんか?
・ポジションキープが辛くしんどい
・長い時間パドル出来ず、流れに負けてしまう
・ポジションキープでイッパイイッパイになり狙った波に乗れず、たまたま来た波しかのれない
僕もしばらく前まではそうでしたが、いつも通りのパドリングで腕を回し根性でやっても限界ありますよね^^;
特にオーストラリアのスーパーカレントでは思い知らされますね・・・
けれど、今はパドリングの方法を使い分けているので、体力が残っている状態でポジションキープできて、セットの波も取りに行くことが出来ます。乗った後はあっという間にピークに戻れ、乗りたい波を逃すことがなくなりました。
しかも、人を抜かすことが出来るので心理的にも有利になります。
前述した「あるある」の原因はパドリングの方法が1つしかないので、同じパドル方法で何とかしようとするのでキツく・流され・イッパイイッパイになってしまいます。
パドリングは自転車のギアを変えるように複数の方法があります。
通常時のパドル、トルク重視のパドル、回転数重視のパドル。
これに腕のストローク方法を変えていくと、さらにバリエーションを増やしていくことが出来ますよね。
通常時のいつものパドルで腕を回し頑張っても、体力の消耗が激しいだけです。
トルク重視のパドルは2・3回のパドルでつかうので、長い時間できません。
カレントがキツい時は回転数重視のパドルが、まさに使いたい方法です。
パドリングで腹ばいの状態であるプローン・ポジションは3種類
腹ばいの状態を使い分けるだけでパドリングがラクになります。
1.腹ばいの基本ポジション:通常時のパドル・テイクオフ時
2.ショートスプリントポジション:ショートスプリントパドル
3.ロングスプリントポジション:回転数重視のパドル
腹ばいの状態で背中側の筋肉を固めてしまうと、身体の状態はスティッフな硬い状態になってしまい簡単に疲れてしまいます。
腹ばいのプローン・ポジションは体幹のインナーユニットと股関節から太もものインナーマッスルを使っていくことで、筋肉を固めずに疲れないパドリングが出来るようになります。
具体的に書くと骨盤底筋群と内転筋群・ハムストリングの使い方を変えると、3つのポジションを使い分ける事が簡単に出来るようになります。
さらに、体感のインナーユニットの骨盤底筋群と横隔膜は同時に動くという性質があるので、骨盤底筋群が使えていると横隔膜とつながっている大腰筋も使えます。
大腰筋は太ももの骨の大腿骨につながっている筋肉なので、股関節が使えるようになるんですよね。
ちなみに、1と3のポジションが使えるようになるだけで、かなり対応力が上がります。
パドリングは股関節も使う
以前のBLOGでパドリングは股関節を使うって書きました。
意味分からね〜、そんなわけない!って思った人もいると思いますが(笑
僕のBLOGを読んでくれているあなたは勉強熱心なので気付いているとおもいますが、腹ばいのポジションで股関節を使っていると、ストロークと体幹のインナーユニットを通じて筋肉を連結して使う事が出来るようになるんですよね。
これが股関節を使うという意味だったんです^^
腹ばいの状態で股関節のインナーマッスル(骨盤底筋群と内転筋群・ハムストリング)を使う。
そうすると、ストロークの腕の動きが脇の前鋸筋・腹斜筋から体幹のインナーユニットをにつながり、股関節を通じて足裏まで使えるようになるということなんですね。
もの凄く効率的にパドリング出来ると思いませんか??
カラダって、この様に工夫すれば効率的に色々なインナーマッスルを連結して使う事が出来ます。
余談ですが、この事を階層性筋連鎖・階層性筋連結と言います。
流れがキツい時やサイズが合ってアウトが遠い時、腹ばいのポジションで内転筋群・ハムストリングの使い方を工夫して変えてみてくださいね。
パドリングが苦手な友達にも是非シェアしてあげてくださいね^^
パドリングがラクになったら、もっとサーフィン楽しくなるので!
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