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殆どの人がやっている、間違ったストレッチ方法

解剖学と体軸理論をベースに
「超具体的で再現性のあるカラダの使い方が出来る」
をコンセプトにしている、サーフコーチ・体軸セラピストの林です。

館山のRPCから、、、

ここ数ヶ月、サーフィン後のケアを怠っていたせいで

肩甲骨周り、ガッチガチ
お尻周り、ガッチガチ
ハムストリング、ガッチガチ

という最悪な状態になっていました^^;

マッサージ行って肩甲骨周りを重点的にお願いするんですけど、ガッチガチなのでいつも大変そうでした^^;
新スタッフの木原が体軸ストレッチの講座を受講したので、研修がてらに施術してももらったら、こんな所まで固まってる!!って驚きました。
やはり、ケアは本当に大事だと感じてこんなモノを買ってみました(笑

電気鍼

A post shared by しんぷそん (@simpson5150) on

ストレッチっていつやると良いのか、あなたは知っていますか?

殆どの人が間違ったストレッチをしています。
大抵の場合、サーフィン前にストレッチしますよね?
でも、これ逆効果なんです、、、

ストレッチは運動前にやると、伸ばしたところの筋肉が緩み他は緩んでいない状態になってしまうので、筋肉のバランスが悪くなり逆にパフォーマンスを低下させてしまいます。

例えば、足首を伸ばしてアキレス腱をのばすと、足首の周り他の筋肉や腱は伸びずに緩んで無い状態です。
1箇所だけ緩んでしまい他が緩んでいなければ、バランスが悪く怪我しやすくなります。
逆にパフォーマンスが下がってしまうというわけです。
正しいのはストレッチは運動後にするものなんです。

脳が出せる指令は1つのみ

意外と知られていないと思うのですが
脳は筋肉は縮むという収縮の指令しか出せません。
「伸びる」とか「「弛める」という指令を脳は出す事が出来ないんです。

ヒジを曲げる動作で説明すると、、、

・この動作はヒジを曲げた時は、上腕二頭筋が縮みます(力こぶ)
・ヒジを伸ばした時は上腕三頭筋が縮みます(二の腕)
脳は伸びるという指令を出す事が出来ないので、この様に前と後ろで拮抗するように筋肉が縮みヒジを曲げて伸ばし動作が成り立っています。

サーフィンなどの運動をしたら筋肉はずーーっと縮み続けてしまうという特性があります。
これを止めるのがストレッチの役目です。
伸ばして弛めることで、縮む命令を止めることが出来ます。
なので、ストレッチは運動後というわけです^^

サーフィン前や運動前に何をしたら良いのか?

軸を整えカラダをフリーな動きやすい状態にする、これをやるだけでOKです。
他には経絡調整して軸を通したり、サーフィンで使いたい複数の身体意識を入れたりなどありますけどね。この辺は、書いても分からないので書きません^^;
軸を整えカラダをフリーな動きやすい状態にするで、十分効果を感じられます。

人によっては軽く走って心拍をあげてから海に入るのもアリです。
僕はパドルし始めたら心拍を上げる様にパドルするので走りません(笑
心拍が上がっている状態は身体的な準備が出来ているので、パフォーマンスがあがります。

フリーな状態とは、インナーマッスル優位な状態に切り換える事です。
生活していると基本的にアウターマッスル優位の状態になっているので、インナーマッスル優位に切り換える事でパフォーマンスを上げることができます。
詰まるところ、軽くしなやかなに動け俊敏に動ける状態になります。

インナーマッスル優位に切り換える方法が、クロスポイントのワークです。
クロスポイントのワークをすると感じられるのですが、ボードとの一体感が変わります。
パドリングのストロークもスムーズになり、テイクオフの動作やライディングの動作もスムーズになります。
インナーマッスル優位になっているので、当たり前なんですけどね。

今日はボードとの一体感が生まれる、股関節のワークを紹介します。

股関節スクワットは、インナーマッスルの大腰筋に意識が向くようになるワークです。
パドリングも脇からインナーマッスルで筋肉を連結して股関節まで使っていくので、大腰筋が使えるようになると、全身使ってパドリング出来るようになります。

テイクオフなら、股関節に意識が向くので足の引きつけが早くなります。

PS.パドリング、もっと早くしたい?

・全く進まず、心が折れる
・パドルが遅いからピークにいるのに波を取られてしまう
・もっとスーッとパドルで波を取りたい
と感じている?

コレ、読んでみてください

違いを体感できる、インナーマッスル使ったパドリング方法

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