コラム

踏み込むって実は嘘。失速する原因!?

よくボトムターンやアップスで踏み込むと言われているけど、実際はどうなんだろうか?
本当のところ踏み込んでいるのか?
踏み込んでもなかなかスピードが出ない。
大きい波になるとボトムターンが出来なくなる。
なんて感じている人多いのではないだろうか?

踏み込んでいたらこの姿勢・バランスは無理です。

実際、前足を踏み込むと失速するんです。
そして、大きい波だと深いボトムターンが出来なくなるんです。
何故かというと、踏み込むと腰が曲がり身体の重さをボードにストレートに伝える事が出来なくなるんです。
腰が丸く曲がった時点で猫背気味になりその時点で、失速します。
また、ライディング中に横を向いている人が踏み込もうとすると元から後体重なのが更に後加重になるので、自然とノーズが上がりテール中心のサーフィンになります。
これがベストサーファーがする深く回り込んだボトムターンに近づけない要因でもあるのです。
今回もミック・ファニング大先生の写真を見てみましょう。
本当にこの方はターンのお手本ですよね。

バックサイドも踏み込んだらこの姿勢は無理です。

全てボトムターンの写真をgoogleで検索して集めてみました。
どの写真も非常にリラックスした写真ばかりで、どれもキレイにリラックスして力が抜けています。

基本的にボトムターンやアップスで踏み込むと、写真のような姿勢にはなりません。
踏み込むと力んでしまうので、写真のようにリラックスした姿勢にはなりません。
どれも踏み込んで踏ん張っている写真じゃありませんよね、踏ん張っていたらもっと身体全体に力が入ってしまいます。
これらの写真の時に踏み込んで力んでいると、次のアクションへの流れが悪くなりスムーズなターンが出来なくなる。
さらに、踏み込むとサイズが大きな波で大きなボトムターンが出来なくなります。

踏み込んでいたらこのバランスは有り得ませんよね。

チューブに入る時に踏み込んだら失速の原因になります。

自分のボトムターンのイメージを鏡の前で見たり写真で撮ってみると、全然違うことが分かるはずです。
ポイントは骨盤の角度と軸(センター)の位置がポイントです。
常にセンターはボードの中心からずれず、骨盤の角度を変えてあげるだけでこの状態になります。
是非センターを意識して骨盤の角度を変えてみてください。
自分が今まで思っていた動作とは全く逆の動きになってきます。

波の上からのショット。

本当のボトムターンや超加速するアップスの仕方は、トレーニング講座でお教えしています。
身体のメカニズムやどの様なバランスなのかをみっちりとレクチャー。
いままのでサーフィンHow toモノが間違っていたかがよく分かる、講座になっています。
気になる方はまずは神田のトレーニング講座を受講してみましょう。

ご予約はこちらから。

ディープアームスデザインズ
TEL:03-3301-3170 まで。
「トレーニング講座について」とお問い合わせ下さい。
またはメールフォームからどうぞ!
http://www.revwet.com/お問い合わせフォーム/

写真元のリンクは以下から
http://www.surfholidays.com/blog/October-2010/Surfer-Profile-Mick-Fanning.aspx
http://surf.transworld.net/1000115503/features/quiksilver-pro-france-day-1-photos-and-highlight-video/
http://www.surfermag.com/features/teahupoo-round-3-completed/
http://www.mickfanning.com.au/photos/red-bull-mentawai/?pid=265
Thank you!
(Visited 1,419 times, 1 visits today)

5月の陸トレスケジュール前のページ

LOCO’S TABLE MAHANA 恵比寿店 スペシャルトレーニング講座 5月の日程次のページ

ピックアップ記事

  1. 冬用のウエットスーツが動きツラい理由
  2. 冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
  3. パドルが重たくなるのは当たり前?
  4. 動きやすさのカギは肩甲骨
  5. サーフィンが疲れる最大の原因

関連記事

  1. ウエットスーツ

    長袖のウエットスーツで、腕が重たくなる理由・・・

    長袖のウエットを着ると、どうしても腕が重たくなって疲れてしまう・・・…

  2. Member限定コンテンツ

    保護中: WCTサーファーはどう波を見てる?

    このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパ…

  3. Rev.physical tuning technologyの元

    ウエットスーツ

    着たいウエットスーツがない・・・

    From:林 英祐鴨川マルキの車中からあなたがメンバー登録した第一…

  4. サーフィンテクニック

    リッピングで高さを出すコツ

    こんにちわ、サーフコーチの林です。館山のRPCから、、、リエントリー(…

  5. サーフィンテクニック

    ターンに必要な3要素

    こんにちわ、サーフコーチの林です。館山のRPCから、、、今…

  6. サーフィンテクニック

    ボードに乗る位置の違いで変わるテイクオフの加速

    こんばんわ、サーフコーチの林です。2月末お届け予定…

オススメの記事

  1. パフォーマンススーツ

    ドライスーツを越えた暖かさ
  2. パフォーマンススーツ

    冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
  3. カラダの使い方

    動きやすさのカギは肩甲骨
  4. コラム

    軽く動ける時と動きにくい時の違いって?
  5. BLOG

    僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
PAGE TOP