こんにちは、体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
館山の自宅から、、、
去年から体軸理論を取り入れてサーフコーチングに落とし込んでいます。
そのおかげで再現性が高くなり、ちょっとしたコツで大きな違いを感じられるようになって行く方が、凄く多いですね〜
嬉しい限りです。
パドリングはバイオロジック・パドリング講座を作ってから、もの凄く好評でパドルに自信があった人も違いを感じてもらえている位です。
テイクオフでもちょっとした動作のコツを掴む事で、走り出しが速くなったり見える景色が広がったり・・・アドバイスする内容が具体的で超シンプルになっているので、直ぐに実感してもらう事が出来ています。
ライディングなら、僕のメンターHIROさんが日本の若手のプロやプロを目指している子供達、そしてオーストラリアの子達にも広めてくれているようです。
「シンプルで分かりやすく、かつ理論的、違いを感じられて身につけやすい」と先日の伊良湖で行われたI.S.A.ワールド・サーフィン・ゲームスを見に行った時に話してくれました^^
HIROさん自身もサーフィンに取り入れてくれて、大絶賛してくれていました。
メンターから絶賛されるのは、嬉しい限りです。
テイクオフのメソッドは、かなりバージョアンアップされています。
特に動作関係は正直こんなに違うの?って位、体感している方は驚いています。スピードや見える景色、動作の簡単、これら全てちょっとしたコツなんですが、小手先のテクニックではなく本質を捉えた内容になっています。
来年、大幅にバージョンアップする予定です〜^^
先日のサーフコーチング半年コースのアドヴァンス編でこんな事がありました。
基本フォームのコンバットポジションを作る時にやたらと背中が丸まっていました。全体的な質が向上しているのでサーフィン自体はもの凄く良くなっているんですけどね〜
このUさんは、「背中を丸める=みぞおちを丸める」だと勘違いしていたそうです。
みぞおちを丸める事は体幹を安定させ股関節を効かせる事が目的です。
しかし、背中を丸めると何がおきるか?というと・・・
背中を丸めると、背骨全体が丸まって猫背のようになり、背中の表面上の筋肉に力が入ります。
さらに、太ももの前側のアウターマッスルである、大腿四頭筋も使ってしまいます・・・
一方、みぞおちが丸まることで背骨の内側にある大腰筋や横隔膜、腹斜筋と腹横筋、そして骨盤底筋群を使う事が出来ます。
Uさんは非常に熱心なので、陸トレの動画をよく送ってくれるのですが背中が常に丸まっているので、動作をした時に地面に自分の動きが伝わっている感は全くありませんでした。
体幹の腹部、つまり腹部のインナーマッスルであるインナーユニットが使えていないので、股関節を通じて下腿である足、そして地面へと動きが伝わっていないという事が起きていました。
パドリングでもテイクオフでもライディング、サーフィンの全ての動作でしっかりと使いたい所は体幹の腹部であるインナーユニットです。
インナーユニットが安定するだけで動作に安定感が出ます。
カノアもみぞおちを丸めている
今年のゴールドコーストとこの前の伊良湖のWSGでは、相当サーフィンのレベルが上がっていましたね。
特に、体幹の腹部であるインナーユニットの使い方が上手くなっていました。
なので重心を落とす事が出来てスピードに転換する事が出来るので、スピードが違いました。
外からは見えない体幹の使い方である、みぞおちの丸め方を意識するだけでライディングの質が大幅にアップします。
そして、みぞおちを丸めると体幹が安定するようになります。
もし、あなたがライディング上手くなりたいと思うなら、みぞおちの丸め方と使い方を意識してみてくださいね。
歩きながらもみぞおちは丸められるので、日常生活に取り入れてみるのもオススメですよ^^