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[悩み]もっと波に乗る本数を増やしたい

こんにちは、サーフコーチの林です。

 

波に乗る本数を増やしたい
って悩み、もの凄く多いですよね。

自然相手のスポーツなので仕方ないってあきらめるのか?
それとも、どうやって増やせば良いのか?その方法を知って実践する。
あなたはどちらを選びますか?

波に乗る本数が少ない方に共通する事があります。
ストレートに書くのでイラッとする方もいるかもしれません。
それは、サーフィンの知識が少ないという事です。

知識は土台です。
その土台がしっかりしていなければ波に乗る本数は増えません。
その先のライディングも上達しません。

知識があれば、判断する事が出来ます。
何ができていなかったのか?
何が抜けているのか?
など、明確に分析する事が出来るので
次でアジャストして修正する事が出来ます。

今日は、波に乗る本数を増やすために何をすべきか?についてです。

 

波に乗る本数を増やすために5つのやるべき事

 

1.海の知識を頭に入れサーフィンする最適な判断基準を知る事
2.波を追いかけずに、バンクをキープして動く事
3.ピークに入るまでの移動距離はボード2枚分の所にポジショニング
4.波に乗るための法則をしり、自分の思い込みや感覚では無く、法則通りにやる事
5.一生懸命に漕ぐのでは無く、波の力を使ってそこにパドルを足してテイクオフ

これらをやっていく必要があります。

これらは2つに分類する事が出来ます。
知識系と動作系です。

海の知識が頭に入ると
・サーフィンすべきバンクの判断
・海の中でバンクを判断してそのバンクをキープする
・バンクをキープできると、どこから割れてくるかもわかるので、ポジショニングが出来る

これらの知識と判断する実践が出来たら、波に乗る法則に沿ってピークに入って行く。
そして、一生懸命に漕ぐと頭が真っ白になるので、波の力を上手に使いテイクオフ。

これらが出来なければ波に乗る本数を増やせません。

試合では
「バンクを制する者がヒートを制す」
という言葉があります。

実際にフリーサーフィンでは
バンクを制する者がピークを支配する
って事になります。

まぁ、ピークを支配しても独占せずに波をシェアできると大人のサーファーですよね。
さらに、そのピークの雰囲気は良くなりますよね。

 

海の中でよく見かける光景

隣のピークが波のサイズが大きくて良さそうに見えるから
釣られてそのピークに釣られて行ってしまう。
その結果、いまいち波が良くない・・・

または

ココで割れるって思い込んで、波を見ないで波に乗ろうとする。
ピークがシフトしているバンクで、うねりが来たらストレートに割れると
思っているので波が割れる場所が移動している事を把握していない。
その結果、波に乗れない・・・

って事多く見かけます。

その原因は波しか見ていないのでそうなります。

海の中からバンクを判断すると、釣られずにすみます。
そして、良いバンクでサーフィンする事が出来ます。

更に、この5つをやる事で
良い波を期待するのではなく、普通の波も良い波にする事が出来る
って事が出来るようになります。

 

良い波っていったい何?

良い波って人それぞれ定義が違いますよね。
良い波を追い続けても、なかなか当たらないし、ウェーブハントして
2時間〜3時間と移動しても結局一番最初見たポイントでサーフィンする・・・
こんな経験あると思います。

良い波に乗りたいって思っても良い波に出会う事はかなり難しいです。
良い波に乗れていない、良い波が来ない。
良い波が来ないから上手く出来ない・・・

それは波が見えていないからです。
波を見る判断基準があれば、サーフィンするポイントも直ぐに決まります。
そして何より、波情報に左右されにくくなるので、空いているポイントでサーフィンする事ができる。
ってメリットがあります。

どんな波も波任せにするのではなく自分で良い波にしていく事が大切です。

風や波質に左右されるのではなく、
どんな波でも自分で良い波にしていく事が知識と出来るスキル。
それは波に乗る本数を増やすスキルでもあります。

 

波を見るのではなく、バンクとダガーを見る

海見ているときに、多くの場合波を見ています。
波しか見ていないので、バンクとダガーを判断していません。
バンクは波が割れる場所、ダガーは深い場所です。

波が割れるのはバンクなので、必ずバンクを先にみます。
そしてダガーはどうなっているのか?
この2つを先に見て判断してから波を見る。
そして、そのバンクをキープするためのマークを探す。

波に乗る本数を増やすためには、海に入る前から始まっています。
まずは波チェックする時にこれらをやってみてくださいね。

 

PS. 波に乗る知識を増やしたいですか?

ならば、これがオススメです
→テイクオフ・メソッド

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