BLOG

大好きなスポーツを怪我で引退しトレーナになった男の話

こんにちは、サーフコーチ・体軸セラピストの林です。
館山のRPCから、、、

今日は、体軸セラピスト養成講座で同期の山根さんがBLOGを書いてくれます。
彼はもの凄く優秀で熱意のあるトレーナーだなぁ〜なんて思いながら、一緒に学んできた友達であり体軸のプロフェッショナルです。
これからトレーナーとしての視点から、BLOGを書いてくれます。
カラダの使い方の表現とか、僕と違うアングルから提供出来ると思うので是非楽しみにしててください^^

それではここから山根さんの記事です〜

はじめまして!
この度、記事を書かせて頂くことになりました山根理貴と申します。
よろしくお願いいたします!

左:高橋龍三先生 右:山根

僕は今まではスポーツトレーナーとして、サッカーやテニス、ラグビーなどの現場で活動していました。
今でも様々なスポーツ現場で、どうやったら選手が試合で活躍できるのか、パフォーマンスを上げるにはどうしたらいいのかということを使命として活動しています。

僕の記事では、

  • 体軸理論に基づいた楽なカラダの使い方
  • どうしたらサーフィンの動作が上手くなるのか
  • トレーニングで意識したい事やカラダの使い方
  • カラダの痛みを和らげるにはどうしたらいいのか
  • 怪我の予防にはどうすればいいのか

などトレーナー的な視点から具体的にお伝えしていきます。
それによって、少しでもあなたが楽しいサーフィンライフを満喫できるように応援していきたいと思っています!

大好きなテニスで怪我をして引退…

さて、そんな僕の経歴ですが、小学2年から社会人になるまで硬式テニスをやってきました。
幼稚園や小学校3年になるまでは水泳や器械体操、書道などの習い事もしていましたが、それ以降はずっと硬式テニスに熱中しておりました。

専門学校のときや社会人1年目になるまで選手活動をしていたのですが、試合で肩を怪我してしまいました。
その怪我がかなり重傷で選手復帰は難しいだろうと宣告され、これをキッカケに選手生活にピリオッドを打ちました。

引退を決意したときは、今までテニス1本でやってきた僕にとって、テニス生活から離れてしまう恐怖とこれからどうしたら良いのかわからない虚しさで溢れていましたね^^;
初めて人生で経験した挫折に数ヶ月間、何もする気も起こらず家の部屋に籠る毎日でした。
いわゆる引きこもりみたいになっていました(汗

超ダメダメな生活を送っていたある日

ベッドに横たわりながらみていたテレビ番組で、たまたま怪我をしたアスリートを競技に復帰するまでをサポートするという職業の特集をしていました。
どのアスリートだったかは覚えていませんが、その時に出ていたのはプロを目指しているアスリートや高校生のアスリート、名前の聞いた事のあるプロも出ていました。
怪我で故障してしまい、競技に復帰するまでのサポートをするスポーツトレーナーの仕事の過程が詳しく特集されていたので、テニスで選手活動をして肩を怪我で故障した時の感情がリアルに蘇ってきました。
スポーツトレーナーという職業はその時に知ったのですが、、、
自分が怪我や故障で苦しんだ経験から、このような人をこの世からなくしたいと思い、スポーツトレーナーの世界に入ることを決めました。
まさに、TVに影響されましたね^^;

全くダメだったトレーナー初期

スポーツトレーナーの世界に入ってからは、解剖学のことはもちろん、リハビリやトレーニングの仕方や方法などを教わりました。
教わったことを元に、少しでも選手のためになるならと自分なりに尽力したつもりでしたが、なかなか上手くいかず、手ごたえも全くなかったのです。
何故上手く行かないのだろうか?僕はこの職業向いてないのか??何が足りないのだろう、、、

教えられた事や言われた通りにやったのに上手くいかないので、コーチやドクターへの怒りが沸いてしまいました。
しかし、一番大きかったのは選手への申し訳なさでした。

スポーツトレーナーの世界に入り学んで経験を積んでいくと

・ん〜何か違うな?
・何かが抜けているのでは?
・ちがうアプローチあるのではないか?

と感じるようになりました。
その時感じたのが、カラダの様々なつながりを無視した方法論に疑問を持つようになったんです。

今となっては当たり前に分かるのですが、マシーントレーニングはカラダの一部をつかった1つの運動動作だけにフォーカスされている事が多いので、実際の運動動作でのパフォーマンス向上には役立ちませんでした。
そんな中、たまたま体軸理論に出会いました。
体軸理論を知ったことによって、認識や理論が一気に変わり、今まで何が足りなかったのか、どうして成功しなかったのかを気づくことができたのです。

例えば、、、

それまでよりも身体の繋がりを意識した実践的でシンプルなトレーニングが可能になったので、選手の反応や手応えが変わり結果が出るようになりました。
選手自身からのフィードバックも

「前まではトレーニングしたあとは身体が重くしんどかったんですが、今は身体が軽いです。
 トレーニングして疲れてはいるけど…不思議な感覚です。」

「試合で最後まで足が攣らずに走りきることできるようになりました。
 不思議なことに最近は調子が悪いことがないんです。」

「長年勝てなかったライバルに初めて勝てました。山根さんのトレーニングのおかげです。」

といったような声をいただけるようになりました。
何よりトレーニングをしたことによって、選手が試合で活躍する機会が増えたのが僕にとって一番の喜びでした。
今では体軸理論を中心とした体軸認定セラピストとして活動しながら、林先生の元でサーフィンを習っています(笑

今までサーフィンしないで後悔(笑

サーフィンをやってみてまず感じたのは、他のスポーツにはない爽快感でした。
林先生が、23歳の時にサーフィンを初めて体験した時、「何故今までやらなかったんだ!めっちゃ後悔した!」って言ってました。
「それは嘘でしょ〜後悔するって程でも無いでしょ」って思っていたのですが、僕も同じ事感じました(笑

波に乗った時のスピード感とフワッとした浮遊感というか無重力感は病みつきになる感覚で、乗り終えたときの心臓のドキドキと今までなんでやってこなかったのか!!!という後悔の気持ちが入り乱れていたのを鮮明に覚えています。
おそらくサーフィンが大好きなあなたは、こういった楽しさに引き込まれたのではないでしょうか??

林先生は「今でも初めてテイクオフした時のあの感覚は未だに覚えている」って言っています。
僕も同じ位、ハマりそうです^^

・体軸理論に基づいた楽なカラダの使い方
・どうしたらサーフィンの動作が上手くなるのか
・トレーニングで意識したい事やカラダの使い方
・カラダの痛みを和らげるにはどうしたらいいのか
・怪我の予防にはどうすればいいのか

というような記事を書けていけたらと思っています。
次回は、トレーナー的視点から記事を書きますね、お楽しみに!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

 

PS.ついに500名突破したそうです!!

バイオロジック・パドリング講座が記念価格

(Visited 452 times, 1 visits today)

カラダで一番最初に動くところは何処??前のページ

パドルでカラダを壊さないための腹ばいのバイオメカニクス次のページ

ピックアップ記事

  1. 冬用のウエットスーツが動きツラい理由
  2. パドルが重たくなるのは当たり前?
  3. ドライスーツを越えた暖かさ
  4. 僕がパフォーマンス・スーツを作ったきっかけ
  5. 冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??

関連記事

  1. BLOG

    良い波に乗る人と乗れない人の違い

    こんにちは、サーフコーチの林です。エラノーラの宿泊先から、、、&nbs…

  2. BLOG

    カットバックを成功させるには・・・

    こんにちわ、Rev.wetsuitsの林です。あなたは…

  3. BLOG

    混雑する海で満足するサーフィン

    こんばんわ、サーフコーチの林です。幕張PAのスタバから、、、混雑した海…

  4. BLOG

    よく話題に出るテイクオフの間違った動作

    こんにちは、サーフコーチの林です。 館山のRPCから、、、速い…

  5. BLOG

    前足の膝から下は真っ直ぐに

    こんにちは、サーフコーチの林です。サーフィンで…

  6. BLOG

    適正浮力のボードに乗らないと視界変わらない

    こんにちわ、サーフコーチの林です。館山のRPCから、、、今…

オススメの記事

  1. パフォーマンススーツ

    冬の波良い日に満足ゆくまでサーフィンしたい??
  2. パフォーマンススーツ

    ドライスーツを越えた暖かさ
  3. BLOG

    パドルが重たくなるのは当たり前?
  4. パフォーマンススーツ

    サーフィンが疲れる最大の原因
  5. コラム

    ウエットスーツの三重苦:動きが重たくなる原因
PAGE TOP