こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。
今日、和井田RIOくんの試合前のウォームアップ動画を見たのですが、たまにこんなウォームアップ見たことありますか?
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”片足立ちでコーチとキャッチボール”
さて、これって何やっているか知っていますか?
ちょっと、思い出してみてください。
サーフィン時に手の平や足の裏の感覚や意識ってありますか?
この動画だったら
・足の裏に乗っている感覚
・手の平で感じるボールの感覚
この練習は、手と足の感覚を脳につなげる練習です。
脳と手足の末端まで意識が向いてないとカラダって思うように動けないんです。
自分ではやっているつもりでも、全然違う動きになっている事がかなり多いです。
大抵の人は動作の意識はあるはずです。
ですが、その時に手の平や足の裏の感覚や意識が抜けています。
なぜ、手の平や足の裏の感覚や意識が重要なのか?
それは、足の裏や手の平から伝わってくる感覚の情報があるのか?
無いのか?これだけで、脳に入る情報のクオリティが変わるからです。
カラダの動きはカラダのセンサーから神経を通り、脳に情報が入ります。
この情報を脳が認知します。
このプロセスをフィードバックと言います。
脳にフィードバックされた情報を元に、脳が神経を通り関節を制御しているインナーマッスルに指示をだします。
これをフィードフォワードといいます。
この情報を送るセンサーが多いのが手の平、足の裏、背骨の周りです。
この情報のやりとりが行われている状態か?それとも、情報のやりとりが行われてないのか?で動きは全く変わってしまいます。
そして、感覚のセンサーから情報が通る場所は神経です。
ここが、センスや運動神経と呼ばれる所とつながっています。
脳から足裏まで感覚がつながれば、足裏から伝わってくる情報量も多くなるので、足の動きに正確性が増します。
これは手の平も同様です。
パドルが遅い人は、この手の平の感覚が脳とつながっていません。
なので、手の平で水を漕いでる感覚が少ないんですよね・・・
抵抗を感じるのとは別物の話です。
実は、和井田くんがやっているウォームアップは神経トレーニングなんです。
この神経トレーニングのポイント
1.軸を通す
2.足裏の乗っている感覚を変えずに片膝をあげる
3.手の平の感覚を意識しながら、キャッチボール
こんなステップでやっていきます。
この時、片足をあげてグラグラと揺れないようにするのがポイントです。
アウターマッスルで固めるとスグに揺れます(笑
軸を通してから、足裏の乗っている感じを変えない
これがポイントです。
いくらトレーニングしてもカラダの使い方の練習をしても、手の平、足の裏からの感覚が無ければ、上手くなる事はないです。
上手くなるとしても、もの凄くスローペースですね・・・
上手くなっていく人は必ずやっている神経のトレーニングです。
興味ある人は是非やってみてください。
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