サーフィンテクニック

パーコのカービングターン

From:林 英祐
仙川のスタバから。

今日は、昨年のワールドチャンピオン:ジョエル・パーキンソンのカービングです〜♪

 

カービングターンの後半はテールを蹴り込むって思っている人多いと思う。
実は違うんですね。←いつも言ってますよ(笑

 

カービングターンの後半で、テールを蹴り込んだ時点でテール重心に軸が移動するので、ターンが 途中で止まり中途半端になる。
そして、その後のラインがつながらなくなる・・・・

 

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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=452015268212044&set=o.95904233590&type=3&theater

この写真のポジションの時にココまで身体がボードの真ん中にあるということが物語っている。
これがテールを蹴り込んだ場合、どうなるだろうか?
テール寄りの重心になるから、ココまでボードは回転しなくなってしまうんです。

 

ここにたどり着くまでのプロセスが大事

今日もプロセスについて書くけど、非常にこのプロセスが大事なんです。

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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=452015294878708&set=o.95904233590&type=3&theater

この写真のがカービングのフィニッシュに至る前のショット。

 

この時、前足がかなり伸びていますよね。
この時の骨盤は、前側の位置が低く、後ろ側の骨盤の位置が高くなっています。
右側の骨盤に乗っていることで、左の股関節が自由になるから前足を伸ばすことが出来ます。
前側(左側)の骨盤は進行方向を向いて、ボードよりかなり外側に骨盤があるのが分かると思います。
そして、肩と骨盤の向きはほぼ同じ位置にあります。
ケリー・スレーターは「自分の肩のラインに最終的にボードが動いてくれる。」と言っています。
骨盤と肩は背骨で連動しているので、身体の中心である骨盤から動かしてあげることで、ターンはできるようになります。

 

このポジションのバランスがあるから、次のフィニッシュまでスムーズに体重移動が出来るのです。

 

もし、このシーンで両方の骨盤が同じ高さだと、太ももに力が入り前足を伸ばすことが出来ません。
そしてテールを蹴り始めるという行為につながっていってしまうんですよね。

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https://www.facebook.com/photo.php?fbid=452015268212044&set=o.95904233590&type=3&theater

 

フィニッシュの所では前足が曲がり、後足が伸びています。
もしテールを蹴っていたら、後ろ足が曲がっているはずですよね。
蹴っているように見えるけど、実は体重を移動するだけで出来るようになります。
この時の骨盤は、前側の位置が高く、後ろ側の骨盤の位置は下がっています。

 

実はボトムターンも骨盤は同様の動きをするんですよね。
それは、次の機会に。

 

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