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パドリングのスピードを上げる方法

こんにちは、サーフコーチの林です。

 

GW、サーフィン楽しめましたか?
GW中は3回コーチングがあって昨日は流石に抜け殻でした・・・

 

今日は前回の予告通り、
パドリングはどうしたらスピードを上げられるのか?
についてです。

 

今までのおさらいをすると、、、

むやみに力を入れてもパドルは進まないし、腰を痛める原因になっている。

カラダがどう動くのかを知る事。
カラダは、一番最初にコアが動き、その次に肩関節・股関節が動き、最後に末端の手足が動く
という順番に動くという法則がある。

 

そして、このコアをしっかりと安定させる事がパドリングのスピードをあげる上で重要になってくる。

このコアは4つの支える筋肉で構成されてて、
横隔膜・腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群
から成り立っている。

 

この4つの筋肉はパワーハウスと呼ばれている。
解剖学的には「インナーユニット」と呼ばれています。
※パワーハウスはピラティスで使われています。

 

パドリングは腰が安定していることが重要で、腰が反りすぎると過剰に骨盤が反り腰痛の大きな原因になる。

パドリングは、おへそでバランスを取るのでは無くみぞおちでバランスを取ると腰痛が減る。
さらに、疲れにくくなってパドルも速くなり始める。

 

ここまで、さらっと前回までのおさらいをしました。

 

さて、パドリングを速くする方法

これは、あるところにちょっと力をいれます。

それは、腹筋です。

あ〜嘘くさいって思いましたか?

でも、本当です。

 

みぞおちでバランスを取ってちょっと腹筋に力を入れる。

若干腰がボードから浮く感じになり、太ももでテール側のバランスを取る。
これで、しっかりと後ろまでストロークを伸ばすことが出来ます。

後ろまで漕ぐのが難しいという方はこの方法でバランスを取るだけで後ろまでラクにストロークが出来るようになります。

 

原理としては、

腹筋を安定筋として働かせます。

 

腹筋に力を入れることによって骨盤と脊柱を安定させる役目を担わせるのです。
腹筋に力を入れれば、骨盤が下から持ち上げられ、過剰に反る事を防ぐことが出来ます。

そして、ほぼ水平に筋肉が走っている腹横筋がコルセットの役目を果たし、パワーハウスが強力に安定を始めるのです。

 

どのようにやるかですが、腹筋に力を入れすぎても逆効果なので
胸で息を大きく吸って、腹筋にちょっと力を入れて息を吐く。

こんな感じでやってみるのをオススメします。

 

いきなり海でやる前に、家などでやってみてくださいね。
コツを掴んでから、海で実践してみてください。

 

次回は、テイクオフが速い人と遅い人の違いです。

 

 

骨格バランスが整い、サーフィンをするのに理想的なニュートラルポジションになれ、
パワーハウスを算定させることで軸が整い、自分の持っている本来のパワーを引き出すことが出来るようになります。
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