こんにちは、 サーフコーチの林です。
しばらく前のBLOGで、平井でコーチングセッションしました。
って事を書いた時、同じポイントに入っていた田中さんからメールをいただきました。
自分も昨日は平井にサーフに行ってたこともあってメールしてしまいました。
鹿島はよくいくポイントなんですが
昨日はほとんど乗れませんでした。
早い波になると乗れない、グイ押し以前にパドリングでおいてかれてる感じです。
乗る場所が原因?
すぐ隣の人はバタ足しながらすいすい乗ってくんです。スピードが違う感じ。
パドルが悪いんでしょうか?バタ足も使い方によってはありなんでしょうか。
との質問です。
直接見ていないので断言はできませんが、 考えられる原因はいくつか考えてみましょう。
・テイクオフするポジショニングが悪い
・ピークに入った時に、一瞬待ってパドルするので置いてかれる
・ウェーヴ・ダイレクションとボードの向きがすれている
・波の入り方が間違っている
・目線の持って行き方が間違っている
・ボードに乗る位置が悪く、ノーズが浮いてる
・波に合わせる場所がピークのトップになっている
・潮の状況にテイクオフのポジショニングを合わせていない
などなど色々と考えられますね。
実際、複合的に混ざっている事がほとんどです。
質問にあるようにバタ足ってテイクオフに有効なのか?
ですが、 足だけバタバタしても大してスピード出ないんですよね。
むしろ、膝でボードを抑えてしまいノーズが上がりやすくなります。
そして、ノーズが視界にはいり周りが見れなくなるので、
ライディングに移行した時に遅れが出やすい。
実際にCT選手等のトップレベルの人達はパドルと足の動きが連動しています。
右手で漕いだら左足が動いて、左手で漕いだら右足が動く。
これらの運動エネルギーを伝えるのが背骨です。
実際に手と足は自然と連動しているはずです。
時たま、バタ足を強く使いパドルのストロークを力強くするために使っています。
ミックがシャークアタック受けた時に、 ジュリアンがミックを助けに行ってる
パドルなんかそうですね。 スプリントパドルって呼ばれています。
テイクオフに話を戻すと、、、
ただ単にバタ足すれば波に乗れるというわけではないんですよね。
しっかりと波のフォースを使うと、バタ足はほぼ必要ないです。
むしろバタ足しないので、テイクオフが楽でになり
ライディングのファーストセクションでのアクションへスムーズに移れます。
まずは、この5つを順番通りにやってみてください。
1.うねりが来たら乗ろうとするうねりを端から端まで確認。
2.ピークの位置を確認(うねりの高さと斜面の角度)
3.テイクオフ出来るピークの斜面の角度を確認
4.ピークに入るまで、ピークから目を離さない
5.ピークに入ったら、進行方向へ見てピークの切れ目の先のボトムを見る
これを徹底的にやってみてくださいね。
テイクオフのメソッドにムービーやシークエンスなど追加されていますので復習してみてください〜
P.S. テイクオフの動作だけで波に乗る本数は増えません。
・ピークにどう入るか?
・ピークのどこに入るか?
・潮の状態でピークのどこからテイクオフすべきか?
少ないパドルで、スムーズに加速してテイクオフするためには これらの要素が必ず必要になってきます。
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