カラダの使い方

テイクオフで年齢の壁に負けたくない

こんにちは〜サーフコーチ・体軸セラピストの林です

>>テイクオフの動作が思うように出来なくなったなぁ〜
>>最近、仕事がきつくてカラダが重たいから、テイクオフの動作も重たく感じるんだよね〜

他には、
>>テイクオフ後の余裕がうまれない、テイクオフしたら息が切れている、スタンスが安定しないんだ〜

なんて事を聞く事が多いですね。

そして、ハウツー本や色々な方法、スクールに行ってやってみたんですけどね〜

「あまり変わらなかったです」とか、
「感覚的すぎて何言ってるか分からなかった」とか、
「しばらくは良かったけど元に戻ってしまった、、、」

って、色々と努力されている・・・

テイクオフって、波の使い方とカラダの使い方、これだけです。
パドルで乗るモノではなくて、波の力を利用し、そこにパドルのパワーを波のブレイクのスピードに合わせるのが原則です。
波の使い方には目線が含まれていますよね。

ですが・・・

今日は皆の大好きな、永遠の課題
テイクオフの動作についてのコラムですね〜(笑

僕がお客さんからよく聞くのが

“体力の低下”、”筋力の低下”、”身体が硬い”
“思い通りにカラダを動かせない”、”テイクオフの動作がよく分からない”
という返答が圧倒的に多いですね。

そして、昔の様な力技が通用しなくなってしまい、こんなはずじゃない!って50歳を過ぎたら思う事が連発する。
さらには、思い通りに力を出せなくなり、、スムーズな動きが出来ずに動きが遅くいんだよなぁ〜
そもそも、動きが重たくなったよなぁ〜って考えているかもしれませんよね。

これは加齢によるのが年齢かな~
って言うのが一般的な考え方かもしれません。
年齢には勝てないよなぁ〜
って言う方も、やっぱり多いですからね^^;

でも、年齢の壁に負けたくない〜〜!!
心の声が、メチャクチャ沢山聞こえました(笑

んで、動きが重い、悪くなった、力が出せない
って方に、こんな質問をするんですよね?

“じゃぁ、動作ってどうやっているの?”

って。
この時に返ってくる答えのベスト3は

  • 腕や足、動かしたいと思う場所を思いっきり動かしている
  • 腕や足に力を入れて動かしてみてる
  • 上手く行かない動作を思いっきりやってみる

なんですよね〜

前述したように動作をすると、速く動けない、思い通りに動かない、動きが詰まる。
という事件が発生してしまいます。

その時、体幹ってどう使うか?を思いだしてもらうと

背中を反る事を意識してたり、腕や足の動きに夢中になっているので特に意識してない事が多いかもしれません。
背中を反って反動付けてテイクオフしているという方もいますよね。

と言うことは・・・

そもそも論で、体幹が上手く使えてない。

手足をどう使うか?という、感覚論ベースでのコツは沢山ありますよね。
けれど、体幹をどう使うのか?って殆ど知られていません。

ましてや、”腕立て伏せの要領で一気に立つ”なんて、マジで最悪な方法です。
全く体幹使えていませんし、腕の力に頼りますよね。
更に、自分で何やっているのか?これが全く分からないんで、改善する方法すら分かりません。
さらに、改善方法の検討すらできません。

テイクオフの動作が重く遅い、足が出ない、息が切れる、スタンスが安定しない、テイクオフ後に余裕が無い。
これら全て、もう一度、結論を書くと、
体幹が全く使えてないという事です。

ほんと、重要なのでもう一回書きます(笑
体幹が全く使えてない!

テイクオフって意外と体幹をどう使うのか?って意識されてない。という事実があります。

テイクオフで具体的に体幹を使う方法がわからないから、

  • 全身運動というテイクオフの動作で息が切れてしまい、思い通りに力を出せなかったり、カラダを動かして使う事が出来なくなってしまう
  • 体幹の使い方が分からないので、ノーズを下げたりするボードコントロールである重心のコントロールも出来ない、むしろ知らない人が多い
  • スタンスが上手く決まらないのは、体幹が上手く使えてないので、毎回バラバラのスタンスになってしまう
  • 前足が前に出ないのも、体幹が使えてないので足との動きがつながらず、足が上手くさばけずに前に出すことが出来ずに足が引っかかる
  • 動作が遅いのは力任せの動作になってしまい、体幹を使えず動いてないので、腕や足の筋力だけに頼ってしまってるので動作が重たくなっている・・・

 

テイクオフが上手くなる絶対条件は、
原則として体幹の使い方なんです
よね。
体幹の使い方が分かれば、結構簡単に出来るんですよ。
ほんと年齢関係なく出来るんですよね〜
ホントに。

体幹の使い方や体幹トレーニングの問題点って

どうやるのか、よく分からない!
ってのがあると思います。

使い方もなんとなくフワッとしててつかみ所が無く、抽象的です。
また、体幹トレーニングも固めるモノが多く、動かしながらやる方法でも○○を動かしながら〜
って言われたりします。

体幹の使い方の真の問題点って、
具体的に何処な場所をどの様に使うのか?というものが無いんですよね。
スポーツ系の重大な問題って、
アスリート、やっている人の感覚任せという、
残念な風習
があります。

体幹トレーニングの特集をサーフィン系の雑誌で特集を組んでも、
その特集でモデルとなったアスリートが
”体幹トレーニングがサーフィンに役立つと良いですよね”
って、プロレベルですら言ってる位ですからね。
この体幹トレーニングが効果あるか分からないって事の裏返しでもあると思いませんか?

具体的に何処の筋肉って言われる場合もありますが、意識出来る筋肉とそうでない筋肉がありますよね。
体幹トレーニングって、その意識出来ない筋肉にアプローチしたいんですけど・・・

意識出来ねぇ〜よ!って、思いますよ(笑

ましてや、感覚論や30年前と変わらないやり方が一般的なサーフィンは
テイクオフの動作で体幹の具体的な使い方なんてあるわけ無い(笑
具体的に解決することって出来ないんですよね〜残念ながら。

実際に、僕が体幹の使い方やサーフィンの動作を直接レクチャーしている方は
20代〜65歳までと幅が広いんですが、コツを簡単に掴めるので即実践出来るんです。
慣れれば、歩いている時や座っている時など、生活している全てのシチュエーションで使えます。

まぁ、全てで使うのは非現実的で、そうとう意識の高い人だけですが(笑
プロやプロを目指すならば、この位の意識の高さは必要って事でもありますよね。

一般のサーファーならば、
ちょっとした時に少し意識してくれれば、体幹の使い方って半端なく上手くなります。
しかも、年齢が関係なく圧倒的なスピードで身につけられる。

この前は、65歳の男性は結構カラダ硬そうだなぁ〜って思っていたんですが、コツを掴んでくれたら段々と出来るようになりましたね。
直接僕が修正しているので5分も掛からずに、コツを掴めています。
オンライン動画ならば、自分の動きを鏡で見ながらお手本の動きとの違いを比べていけば、出来るようになっていますね〜

体幹を使う重要なポイントは、
体幹で使う場所を決めて、それをどっちに動かすのか?
ただ、これだけですからね。

例えば、マイコーっていう動作があるんですけど、やる事は簡単です。

みぞおちに向かって、そけい部を上に動かす。

ただこれだけです。

何故マイコー?
マイケルジャクソンのダンスの動きとそっくりなんで、この名前です(笑

テイクオフの足の引きつけなら、マイコーを使いますね。
腹ばいでノーズを下げる動作もマイコーを使います。

何処を使うのか?という場所はクロスポイントというインナーマッスルが交差する場所を使っているので
そけい部とみぞおちを意識して使えば、勝手にインナーマッスルが使えるようになるんですよね〜
※クロスポイントの出典元は高橋龍三先生

インナーマッスルを意識してカラダを使うってのも、
ん〜ちょっと無理じゃね?
って僕は思っているので、インナーマッスルの交差点であるクロスポイントを動かすようにしています。

立ってマイコーやるのって、かなり高度なので
まず最初は寝てやりるのがポイントです。

これを体幹で上半分と下半分の胸とみぞおちから下で分けて使うと、あれ?こんなにもあっさりと体幹が使えるようになるの?
って感じてもらっていますね。

 

体幹を使う事よりも更に大事な事

で、さらに体幹を使う事よりも更に大事な事があるんですよね。
僕はこれを体幹を使う上での前提条件ともいっていますね。
これが無いと、体幹は使えないって断言出来ます。

動きが重たくなるのか?それとも軽くなるのか?
という最重要要素です。
それが手首と足首です。

体幹の動作を支えている腕や足が安定してなければ、軽く動けないんです。
これ、全くといってイイほど知られていません。
トレーナーの方や理学療法士さん、カイロプラクターなどのカラダの専門家にも
この事を聞いても知っている人はいませんでした。
その位、知られてないんですよね。

手首と足首が安定すると、肩や股関節も安定するので体幹と動きがつながるんですよね。
これができて初めて、全身運動が出来るというわけです。
体幹を使う上で欠かせない黄金ルールです。

いやぁ〜もう、サーフィンしていなかったらここまで分からなかったと思います。
サーフィンは、手もボードの着くし、足もボードに着くので両方使いますからね〜

手首が安定すると、テイクオフで腕を伸ばす動きがメチャクチャ軽くなります。
足の引きつけなばら、足首が安定すればサッと軽く動かせます。

なぜならば、カラダが最も軽く動くという原則を、人間は本来”誰もが持っている”からです。
ただこれが知られていないだけなので、知るとたったこんな事で??って驚かれます。
しかも、殆どの人が体験済み。
それが赤ちゃん時代のハイハイです。

この原理をテイクオフの動作にも使っちゃいましょう〜
そして、体幹も上下で分割して、上下でどんな順番で動けば良いのか?という絶対不変の法則もあるので
これらを使えば誰でもテイクオフは軽くなります。
しかも、即実践出来るほど具体的でシンプルです。

僕がやっているサーフコーチングでは、この効果に驚かれている方が多いです。
特に実践してくれる方は、1発目のテイクオフで”おおおお!!ヤバい!!”
って即実感出来て、
唸っています(笑
僕と同い年の方は一撃必殺技だって言ってました^^;

やれば変わるので、気になる方はチェックしてみてください。
年齢関係なく、速くて軽いと実感出来るテイクオフ動作を具体的に身につけられます

6月30日(日)までの期間限定です〜

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