カラダの使い方

テイクオフで前足を持ってこれない3つの原因:その1

こんにちは、
体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
@館山のRPCから、、、

このレポート読んでくれた??
サーフィンの動作が上手くなる秘訣を公開していますよ^^
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先週は妹家族がオーストラリアから館山に来ていました。
甥っ子と姪っ子、そしてうちの娘ちゃんが初対面。
3日間と短い時間だったけど、娘ちゃんには良い刺激になって一気に成長しましたね^^

姪っ子は出産時のミスで脳に障害が残ってしまい、カラダに麻痺が残ってしまいました。
ウォーカーという補助器具なしでは歩けない状態だったのですが、今年手術して段々と一人で歩けるようになって来ました^^
まだMAX13歩ですけどね〜少しずつチャレンジしているようです^^
去年、沢山の方にドネーションしていただき、本当にありがとうございます!

来年オーストラリアに行ったら、色々と調整してあげようと思っています。
今年は遊んで遊んで〜って感じで、何も出来なかった(笑

さて、今日は「テイクオフで前足を持ってくる事が出来ない」
この悩みによくある3つの原因、その1つをシェアしたいと思います。

テイクオフで前足を持ってこれない3つの原因

1.低い体勢で足を持ってこようとしている
2.背中が丸まってしまい
3.体幹が捻れている

このパターンが多いですね。
今日は1の「低い体勢で足を持ってこようとしている」をシェアしたいと思います。

低い体勢で足を持って来ようとする、この場合は考えられるのは・・・
早く動作をしようとして、全部の動作を同時にやっているパターン。
全部の動作を同時に腕立て伏せの要領で一気に立つって感じでやっているとい、力任せな動作になってしまい逆に遅くなってしまいます。

そして、もう一つは腕を伸ばしきる前に足を持って来ようとしている。
ボードと体幹にスペースがないので前足を持ってこれません。

特にフルスーツを着たり、セミドライを着始めるとこの悩みが出始めることが多いですね。
ブーツを履き始めたら尚更多く出る悩みなのではないでしょうか??

これらの共通している問題は、カラダが動く順番を無視してやっているということです。
早い動きを実現するためには、カラダが動く順番を知ってカラダを使う事が最も重要です。

  • カラダを使う順番を知り、使えるようになる
  • ボードと体幹の間に十分なスペースを作る
  • 重心が後方に下がらないようにする

この3つの要素を意識して練習すれば、これらは簡単に解決出来ます。

前足を持ってくる事が出来ない原因

この悩みに共通するのが、股関節が使えていません。
股関節が使えていないということは、背骨から大腿骨に繋がるインナーマッスルの大腰筋が使えていないということです。
このために、ヒザを引きつけることが出来なくなってしまいます。

大腰筋が使えるようになるためには、お腹の4つのインナーマッスルが使えると自然と使えるようになります。
なぜなら、大腰筋と4つのインナーマッスルの1つである横隔膜とつながっているからです。
お腹の4つのインナーマッスルとは、インナーユニットと呼ばれていてカラダが動く際に一番最初に動く場所です。
安定して動けたり、素早い動きが出来たり、キレのある速い動きが出来るようになるには、インナーユニットを一番最初に使えるようになる事がポイントになります。
これは、カラダを使うセオリーです。
上手い人はたまたまこのカラダの使い方を感覚的に分かっているというわけですね。
サーフィンは特別なスポーツではなくて、サーフィン全ての動作でこのインナーユニットを一番最初に使う事が出来れば、あなたはサーフィンで様々な動作で悩まなくなります。

大腰筋

体幹のインナーユニット

※カラダを使うセオリーはこのレポートで詳しく説明しています。

無料レポート

カラダを使うセオリーを使うとどうなるのか?

パドリングは疲れずに速くなります。

しかも、トルクのコントロールや回転の速さも自在に変える事が出来ます。

テイクオフなら、安定し速くなり加速する動作に変わります。

自分の体感的にはゆっくりとやっている感覚なのに、周りからはどうやったそんなに速く出来るの?って言われます。

ライディングならば、基本となるスピードが変わります。

瞬間瞬間の対応が必要なビーチブレイクならば反応が早くなるので、余裕がうまれてきます。
そしてターンは体重を効率良く乗せることが出来るので、ボードがドライブします。
リップアクションならば、ボードの返しが速くなり、スプレーの飛ぶ量が増えます。

話しを戻すと、、、

腕を伸ばす前に、インナーユニットから動く。
これをやるだけで腕を伸ばす動作がラクになります。
いわゆる、みぞおちを丸める動作ですね。

仙骨が立ち安定する

みぞおちが丸まると、仙骨が立つので背骨が安定します。
そして、インナーユニットが使え大腰筋が効きます。
インナーユニットと大腰筋が効くと背骨でもっとも不安定な自由脊椎も安定します。

このみぞおちを丸める状態が出来てから、ボードを押し込むように腕を伸ばしきります。
再度書きますが、腕を伸ばしきるのが重要です。
この方法でやると最初からみぞおちが丸まっているので上半身が反らなくなり、重心が下がらなくなります。
そして、大腰筋が効いているので下半身までインナーマッスルをつなげることが出来るので、ラクにボードと体幹を平行にする事が出来ます。
腕を伸ばしきる事でノーズが下がり、ボードと体幹の間にスペースをつくる事が出来ます。
そして、波が押してくれる力にノーズが下がる力の反力が加わり、簡単にテイクオフの動作で加速する事が出来ます。

初動を意識する事で股関節が使えるようになります。
そして、ヒザの引きつけがスムーズに出来るようになります。

「前足の引きつけが上手く出来ない」この悩みは常に初動に問題があるので、初動のみぞおちを丸めるという動作を意識してみてくださいね。

PS.初動の動作をもっと効率良くやりたいという方にはこれがオススメ

通称「オリンピック使用禁止モデル」と僕が呼んでいる最新版。
腹部が安定し、お腹のインナーマッスルや大腰筋が使いやすくなります。
↓↓
パフォーマンス・インナーver4

 

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