こんにちは、新しい体幹の教科書著者・サーフコーチ林です。
テイクオフのパドルで
- 手の平で搔いている水の渦、もしくは流れ
- ボードのボトムに流れる、水の流れ
- 足裏がバタバタせずに安定している感覚
この感覚があれば、あなたはかなりのレベルになっているはずです。
これがなければ
- テイクオフで競ってしまうと必ず負ける
- 周りの人が乗れている波に乗れない
- 苦手な波質がある
- テイクオフしてもアップスして終わってしまう
などの問題はいつになっても解決する事が出来ません。
プロほど感覚というものをもの凄く大事にします。
一流、超一流のプロほど、この重要性は理解しています。
これは、僕たちアマチュアサーファーにも必要でしょうか?
答えは、YESです。超絶にYESです。
プロほどではなくても感覚が高くなればなるほど、競争優位性が増します。
なぜなら、海に入っている人の殆どの人は感覚が鈍いからです。
多くの人が「波に乗りたい!」という気持ちが強いく交感神経が優位になり、カラダの色々な所にある感覚器というセンサーと脳をつなぐ神経のつながりが弱くなってしまいます。
頭が真っ白な人は、神経がシャットダウンしてしまっています。
こんな事ありませんか?
海に入ってスグにめちゃくちゃ良い波に乗ったら、
そのあと全く良いの乗れずに終わってしまう。
これって、さっきみたいな良い波乗りたい!って思ってしまうので、交感神経が優位になって行ってしまいます。
なので、色々なことをやってみるけど、全く乗れずにイライラしてしまいます・・・
僕は今まで波という要素が見えるようになること、コレを一番最初にやるべきだと言ってきました。
ここ最近、それより先にやるべき事は、感覚というものを磨くことだなと痛感しました。
これはいきなりサーフィンではできないので、陸でやって行く事で感覚を磨いて鋭くすることができます。
この感覚を磨いておくと、サーフィンで波が見えるように変わってゆきます。
むしろ、この感覚を磨いてないと波見えるようにならないかもしれません。
特に重要なのは、手足の感覚よりも、体幹の感覚です。
体幹の感覚が無いと自分の意識を内側に向ける事が出来ません。
- 体幹の感覚は意識が内側に向きます
- 手や足の感覚は意識が外側に向きます
この2つがリンクすると、面白い事が起きます。
それがアスリートが求めるゾーンに近い状態になっていきます。
ゾーンの状態になると、「スローモーションに感じられたり止まっているように感じる」と言われていますよね。
これはどういう状態かというと、脳の中の顕在意識と潜在意識の両方が働いている状態です。
実際に脳波の周波数も変わっています。
そして、潜在意識は顕在意識の10倍以上のスピードで動いています。
いつもよりも視野が広くなり目が拾う情報が圧倒的に増え、いつもなら気付かない小さな動きを認識できるようになります。
なのでスローに感じられるようになるというわけです。
カラダの色々な所にあるセンサーから送られてくる情報をこれら2つの意識が処理してくれます。
そして、この状態はインナーマッスルが優位になっている状態じゃないと起きないので、カラダがもの凄くスムーズに動かせます。
この状態になると、
- 手の平で搔いている水の感覚やパドルの進む感覚
- ボードのボトムに流れる水の感覚
- 足裏から感じる水の流れ
などが感じられます。
そして、何よりもインナーマッスル優位でカラダを動かせるので、ボードがブレる要素が減ります。
なので全体的に速くなります。
特にテイクオフならば、軽く2-3漕ぎでボードが走り出すのが分かります。
ピークからズレていたり波が厚い時には、手の平の感覚を意識していると腕を回す数を増やせます。
センサーの目覚めさせ方
体幹のセンサーは呼吸のワークをやる事で目覚めます。
足裏は足裏の中心のウナを叩いてあげるとセンサーが目覚めます。
手の平は、手の平をこすったり手を叩いてみるとセンサーが目覚めます。
そして、これらを感じてみてください。
脳がそれぞれの部分を認識し、認知するようになります。
そして、段々と脳とセンサーをつなぐ神経が鍛えられて強くなります。
これらを普段5分位だけでもやっていくと、サーフィンでの感覚が変わりますよ。
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