こんにちは、サーフコーチの林です。
明日の13:00〜Rev.studio & Show Roomをプレオープンします。
13日、14日、16日、17日と13:00〜19:00あけています。
今月後半はほとんど海なので、開けられる日程が少ないかなぁ〜
今日は、僕はセンスがないのでしょうか?
っていう質問をKさんから頂いたのでその回答です。
質問内容は
「良い時は調子よく波に乗れるのですが悪い時は全然乗れない、
もしくは乗ってもワイプアウト、パーリング、センスがないのでしょうか???」
という内容でした。
波のサイズや潮の状態などを含めたコンテキスト(背景)が
わからないので確実な事は言えませんが、、、
まず、センスが悪いではなく、、何かしらが欠けているという事です。
センスが良い人は、カンで波に乗れます。
けれど、僕は基本的にサーフィンは数学だと思っているので、
方程式のどれかが抜ければ、解けません。
要は上手くいかないって事です。
ちなみに、僕は数学が大っ嫌いでいつも赤点でした、、、(^_^;)
数学なので、センスが悪いって事ではないのが僕の見解です。
今回の質問で考えられる事は
1.乗ろうとしている場所が悪い
2.視線が悪い
3.ボードに立とうとしている
この辺だと思います
以外とやっているようでやっていない事多いはずなので
以下をチェックしてみてください。
1.乗ろうとしている場所が悪い
この最大の原因が、波を取りに行く前にやるべき事をやっていない場合が多いです。
1.うねりの端から端までチェック
2.何処がピークか?どっちに波が割れるか?ショルダーの高さをチェック
3.ピークの斜面をチェック
これをやらないと、テイクオフポジションが定まりません。
多分、ここが最も抜ける事が多く、負のスパイラルに陥ると
誰もが必ずやらなくなります。
そして、潮の時間でもテイクオフのポジションは変えて行きましょう。
さらに、来た波に反応するのではなく、自分が乗ろうとする波を選ぶ事。
まずは、ここから振り返ってみてください。
やっていない事多いはずです。
次に、視線が悪い。
視線が悪いと、テイクオフしてもパーリングやワイプアウト、
抜けられないって事が起きます。
乗る事に一生懸命になってしまい、パドルしながら
ノーズの先端付近を見ているので頭が真っ白。
進行方向に目線が向いてなくて、正しい場所を見ていない。
これは、テイクオフの遅れにつながります。
しっかりと目線の順番を確認しましょう。
そして、最後のボードの立とうとしている。
ボードには立つのではなく、構えるです。
しかも、かなりコンパクトな体勢で構える必要があります。
日本語では
立つ=横を向く
なので、構えるとパラダイムを変えましょう。
立ってしまうとボードの進行方向に対して横向きになり、不安定になります。
胸が正面に向けて構える事で、ボードは安定しターンで加速する事ができます。
最後に、、、
ただ長く漠然と海に入っているだけじゃ、何も変わりません。
目標を持って入る事が大事です。
特に20分を一区切りにすると、ものすごい効果が出ます。
実際にコーチングで、成果が出ている方法です。
例えば
最初の20分に3本乗る。
次の20分は4本乗る。
次の20分は長く乗れる良い波を狙いを2本乗る
次の20分は、4本乗り構える事を意識する
最後の10分は、良い波に1本乗る。
実際にこれは、初級・中級編のコーチングでよくやっている内容です。
いかに波に乗るか?というスキルを身につけるのに役に立つドリルです。
頭が真っ白になって、上手くいかないと思ったなら、
ずっと海に入ってても無駄なので、一旦海に上がってバンクとダガーを確認する。
どこのバンクのどの波を狙うのか?
再度設定して、リセットしてから入り直すと効果が出ますよ。
Kさん、テイクオフメソッドのページを再度チェックしてみて
ぜひやってみてくださいね〜^^
P.S.お盆休みキャンペーン