カラダの使い方

サーフィンの動きを良くする1つの秘密

こんにちは、体軸パフォーマンス・サーフコーチの林です。
今日はサーフィンの動きを良くする1つの秘密について、あなたにお届けしよう。

  • 動きが悪かったり、動きが重たい。
  • 思うように動作できない。
  • 自分でやっている動作のコントロールの精度が悪い

これらの状態を回避することが出来るのが舌路だ。
舌路を作ると

  • 動きが軽くなる
  • インナーを使って動け、速くキレがでる
  • 動きの重さをコントロール出来る
  • 体幹が使いやすくなる

などのメリットがあり、実際のサーフィンならば

  • パドルが軽くなる
  • テイクオフの動作が軽く、速く出来る
  • ライディングで速く動け、波に対しての反応が速くなる

ざっとこんな風に即体感できるという凄さがある。

ちなみに、舌の先端を上顎に付けている状態を舌路と呼ぶ。
詳しく書くと、舌の先端は上顎に着いているけど、舌の真ん中付近は上顎についてない状態だ。
先端だけ付けるっていうのがポイントになる。

なぜ、舌路をつくると動くが良くなるのか?

なぜならば、舌路は横隔膜の状態と関係するからだ。
舌は横隔膜まで筋肉でつながっており、横隔膜が上がった状態で動ける状態を作れる。
横隔膜が自由に動ける状態を作ることができ、さらにカラダを動かす主要となるインナーマッスルともつながっているのでをインナーマッスルを使った動きが出来るようになるのだ。

水色の筋肉が横隔膜

 

一方、舌路を作らないと横隔膜が下に下がり、呼吸が浅くなる。
そして、横隔膜の動きが小さくなる。

よくあるのが、横隔膜が下がり固まってしまい肋骨が動かなくなること。
肋骨が動かなくなると、背骨も固まってしまい極めて動きが悪い状態になる。
カラダがなんか重たいと感じるのは、まさにこの状態だ。
背骨が固まると、背骨がカラダの重さを分散してくれなくなり、腰に負荷がダイレクトにかかるので腰痛の原因にもなる。

さらに、横隔膜が固まった状態は体幹の深層のインナーマッスルである、インナーユニットが使えない状態になってしまう。
横隔膜は体幹の深層のインナーマッスル(インナーユニット)の一部。

体幹のインナーユニット

そして、体幹の深層のインナーマッスル(インナーユニット)はカラダの動きで一番最初に動く場所であり、カラダがどの様に動くのか?を決めている場所だ。

パドリングでもテイクオフの動作、ライディングでも、常に体幹の深層のインナーマッスル(インナーユニット)から動くという法則がある。
この法則をつかえると、動きは極めて良くなり、自分の動作を意図してコントロール出来るようになる。

動作を安定させるためには、体幹の深層のインナーマッスル(インナーユニット)を固めるのではなくて体幹の深層のインナーマッスル(インナーユニット)をどの様に使うのか?
ここが重要になってくる。
多くの間違った体幹トレーニングは、体幹を固めるトレーニングをしている事。

体幹の深層のインナーマッスル(インナーユニット)は前述したとおり、カラダで一番最初に動く場所。
そして、カラダがどう動くのか?を決める場所。
体幹が固まれば、体幹の深層のインナーマッスル(インナーユニット)も固まり、カラダ全体の動きが固まってしまう。
動きたくても動けない状況を自ら作り出してしまっているのだ。

良い動きをしたいと思うのならば、体幹の深層のインナーマッスル(インナーユニット)をどう使うのか?をスキル(技術)として磨く必要がある。

その為にも、横隔膜が自由に動く状態を作り出す事が必要不可欠であり、そしてパフォーマンスが上がるようになる。
それが、舌路というわけだ。

CT選手だと、ジョーディ・スミスがやっている。
テニスだと、フェデラー。
口元を見れば分かり、ジョーディ・スミスは実際に真横で見た。

派手さや凄い動きをしてないのに、スゴいことをサラッとやってしまう感じの選手が多いのが特徴。
最小限の動きで最大限の動きを作り出せる要素の1つが舌路だ。
さらに良いことは、怪我のリスクを相当減らせる。

舌路を作っているアスリートは怪我をする事が非常に少ないのも、特徴。

違いを感じてみよう

軽く20m位を走ってみよう。
歩くだけでも感じられるはずだ。

まず最初に
・舌の先端を下顎(下の歯の付け根付近)にあてる。
この状態で走った時の感覚を覚えておく。

次ぎに、
・舌の先端だけを上顎(上の歯の付け根より少し上)にあてる。
この状態で走ります。
この時は必然的に鼻呼吸になる。

走りの軽さが全然違うことを感じられるはずだ。
これは、横隔膜の状態が舌のあててる位置で変わるために起きている。
 
下顎の付けてる状態だと横隔膜が下がり、動きが重たくなる。
上顎に付けている状態だと横隔膜があがり、動きが軽くなる。
 
舌の先端を上顎に付ける事で、横隔膜を動かしやすい状態を作ることが出来るようになるというわけだ。
走らなくても、歩いているときでも感じる事が出来るのでやってみてほしい。

上顎に付ける事で、横隔膜が自由に動くようになる。
更に、舌から横隔膜まで筋膜でつながっているからだ。
解剖学的にもエビデンス(証拠)があり、アナトミートレインでいうディープ・フロント・ラインにあたる。

私の実体験は

パドルで舌路を作って試してみたときに、ストロークが軽くなった事にメチャクチャ驚いた。
そして、テイクオフの動作も「おおお〜スムーズ!」って感じられ、本当に驚いたのを覚えている。

唯一のデメリットは、鼻呼吸がベースになるので、最初は心肺機能が追いつかずにキツい事だ(笑
あとは、オンショアの時に呼吸しづらい、、、って所だろう。

心肺機能はやっていると、思っている以上に早く機能の向上を感じられるはずだ。
元々、人間は鼻で呼吸する様に出来ているので。

今は、サーフィンに行けない状態なので、歩くときなどにやって習慣化してみる事でサーフィンでも無意識で出来るようになる。
また、呼吸も深くなり横隔膜も動くようになるので、副交感神経に作用して気落ち落ち着くだろう。
そして、サーフィン行ってみたら試してみよう。
パドルが軽くスムーズに感じられたり、テイクオフの動作が速く感じられたり、ライディングでの安定感や反応の早さの違いを感じるだろう。

 

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