こんにちは、体軸サーフコーチ・セラピストの林です。
@館山のRPCから、、、
さて、今日のテーマは
「サーフィンが上手くならない歩き方・走り方」
です。
なぜ歩き方・走り方が関係してくるか?というと、サーフィンの動作に共通する事があるからです。
X脚、内股、扁平足、腰痛。
このタイプの方は歩いたり走ったりすると、ヒザが痛くなったり足が疲れやすいって事があると思います。そして、サーフィンにおけるカラダの使い方がズレてしまっているので、
・テイクオフの足の引きつけが上手く行かない
・ライディングで思うようにスピードが出ない
と言うことが起きてしまいます。
X脚、内股、扁平足、腰痛を持っている方のコンディショニング施術をすると共通して中殿筋が固まっています。
足の動きを安定させるためには、大腰筋が効いている事が重要です。
しかし、X脚、内股、扁平足の方は共通して反り腰の事が多いです。
反り腰なので大腰筋が伸びきってしまっています。
その結果、中殿筋等のアウターマッスルを中心として使って足の旋回を行っています。

大腰筋
中殿筋を鍛えるのは間違い
サーフコーチングを受てる方で、腰が頻繁に痛くなるそうでトレーナーなどに
「中殿筋が弱いから鍛えてください」
って言われる事があるそうです。
中殿筋は、アウターマッスルです。
この筋肉を鍛えても、腰の痛みは消えないどころか痛みが増してしまう事が多いです。
中殿筋は歩いていれば常に使われる筋肉で大腿骨の内旋・外旋をする役割を持っています。
実際に中殿筋を鍛えてみたら「前より腰の痛みが悪化したですけど・・・どうしたら良いですか?」って来られる方もいます。

中殿筋
X脚、内股、扁平足、腰痛
これらに共通しているのは、股関節が使えていないということです。
体幹、特に腹部のインナーユニット、そして大腰筋が使えていません。
先週の木曜日のサーフ・コーチングで、内股で歩いてしまうWさんに歩き方の指導をしました。
本人の努力もあって、立っている時や椅子に座っている時はかなり改善されてきているのですが、
歩いている時のヒザの動きが正常な動きと逆の動きをしていました。
そして、水曜日のサーフ・コーチングの参加者YさんはX脚で、ヒザの痛みに悩んでいました。
Wさんと同様で、歩いている時のヒザの動きが逆になっていました。
歩いてる時のヒザの動き
足が前に出る→ヒザが外旋
足を後方にスライドする→ヒザが内旋
これが歩いてる時の基本の動きです。
ちなみに、しゃがむ時は
しゃがむ→ヒザが外旋
上がる→ヒザが内旋
がセオリーです。
サーフィンしている人はこのヒザの動きが反対の人が意外と多いですね。
X脚、内股、扁平足の方は、これが全く反対の動きになっています。
これらの人は常に反り腰のために、腹部のインナーユニットが効いておらず、更に大腰筋が使えていません。
股関節が効いてないと、足の動きは正常に動かなくなってしまいます。
特に歩く時には大腰筋がもの凄く重要になって来ます。
大腰筋が効くことで、大腿骨が安定して動く事が出来るようになります。
そして、足も正しい動きになって来ます。
サーフ・コーチングで歩く時に「みぞおちを軽く丸める」
ただこれをやっただけでヒザの動きが正常になりました。
たった1つのカラダの使い方をやっただけです。
なぜ、こう簡単にも変わったのか?
それは、大腰筋が機能して股関節が使えるようになったからです。
みぞおちの使い方はカラダの動きの初動になります。
全ての動作の初動です。
サーフィンは特別だから違うというのは残念ながら古いです。
サーフィンの全ての動作でも同様で、全ての動作の初動はみぞおちの使い方。
つまるところ、腹部のインナーユニットと大腰筋が最初に動くということです。
いきなりサーフィンの動作では出来ないので、日常生活からみぞおちを丸める習慣をしてみてくださいね^^
PS.むしろ、この基本の動きが・・・
・みぞおちを丸める
・ヒザの正しい内外旋
が出来なければサーフィン上達する事は無いといって良いでしょう・・・
PPS.40代・50代でも年齢関係なくサーフィンが上達する3つの秘密
〜20年前のカラダのキレを取り戻す方法〜
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