カラダの使い方

なぜ、大きなボトムターンが出来ないのか?

こんにちは〜
テクニカル・サーフコーチの林です。

今日は

なぜ、大きなボトムターンが出来ないのか?

についてのコラムですね〜〜♬

リップアクションのためにはボトムターンが重要ですよね。
ボトムターン、サイズが上がると大きなボトムターンが必要になりますよね。

しかし、ボトムターン、どうやったらドライブさせることが出来るのだろうか?
もしくは、大きいボトムターンするにはどうやれば良いのだろうか?

こんな事、あなたも思ったことないですか??

大きなボトムターンが出来ない原因は
ターンが小さいからドライブしないんですけど、
なぜ、ターンが小さくなるのか?

  • ボードが傾いてない
  • カラダが捻れている
  • ボードの乗れていない

これらの原因が最も多いです。
こうなってしまう原因は”体幹を使い切れてない事”なんですよね〜

体幹が使えるということは、

  • ボードにしっかりと体重が乗る
  • 簡単にボードを傾ける事が出来る
  • カラダが捻れなくなる

こんなメリットがあります。

ターンで体幹使うっていっても分からない・・・
もしくは、わかっていても上手く出来ないかもしれませんよね。

ましてや、ターンでどうやって体幹を使うか?
全く知られていませんからね〜^^;

パーフェクトなボトムターンとは

先日、Solo Shot3で自分のサーフィンの撮影して
自分の動画を分析してて気付いた事があります。

ボトムターンの時になんか体幹捻れてないか?

ん〜
ボトムターンだけ全然変わってね〜ぞ?
ヤバくないか?

ここだけがどうしても昔から変える事が
出来ないんだよなぁ〜

んんん〜ヤバい、、、

ボトムターンしているときに
上半身の体勢が高くて捻れてしまっている。

理想としてはターン中はコンパクトな体勢が理想で、
ボトムターンの最中に背中が見えないのが
パーフェクトなボトムターンだと
サーフコーチの間では言われています。

こんな感じ↓↓↓

 

思い返してみるとボトムターンしているときに
体幹が使えている感覚が無いなぁ〜って思い、
スケートでやってみたら、

案の定、やっぱり体幹が使えてる感覚が薄い。

やはりなと・・・
ん〜ヤバい・・・
何処が問題なんだ???

んんん〜

”もしかしたら、上半身が捻れているのが原因か?”
良いアクションが出来るときとそうでない時の差は
ここだぁ〜!って気付いたんですよね。

そして、仕事しながらハッと閃いたのが手首の安定でした。

手首が安定すると全身が使えるようになる原則の1つであり、
たったこれだけで体幹の上半分が使えるようになるんですよね。

手首→肩関節→脇→体幹の上半分(胸)

この様に動きがつながるというわけです。

 

早速スケートで試してみたところ・・・

お?なんか良い感じかも?
いつもの感覚とちょっと違うぞ?

でも、まだ体幹が使えている感じが弱いな〜
もっと使える感覚があるんだけどなぁ〜

ターン中に使える時と使えないとき、この差がある。
何が原因なのか???

特にフロントサイドのボトムターンは体幹を使うのが難しい・・・

どのタイミングで使うと良いのか?
片手だけなのか?両手なのか?

この辺を色々なパターンで検証してみました。

そして、ターンに入る前に両手の手首を安定させたら
ボードが傾きすぎてビックリしました。

何コレ??マジで?

たっこれだけで?嘘でしょ??

ヤバくね??って^^/

 

RPCの3階はスケート専用になっているんですけど
今までは体幹が使い切れてなかったので
ボードの傾きが甘くターンの弧が大きかった。

部屋の奥行きの関係でボトムターンから
リップアクションという流れが微妙に部屋の大きさが足りないなぁ〜
なんて思っていたんですよね。

けれど、体幹が乗る事でボードが深く傾き、
ターン弧が約半分になりました。

これには驚きましたね。

深く傾いてるから、ゆっくりのスピードでも失速しないんですよね。
むしろ、加速している感じがあるくらい。

マジか!って感じでしたね。

だからボトムターンからリップアクションまでの
1つの流れを完全に練習出来る。

これは、凄いぞ〜って^^
速攻、海で試しました( ̄∇ ̄) v

波は腹胸のサイドオンのジャンク波だったんですけど、
勝手にスピードが出るし良い感触が常にある。

そして、ターンも伸びるからよりフラットな所まで降りられ
ボトムターン出来るからリップへのアプローチするのがラクになって
いつもよりボードがシャープに返りました。

30歳前後の時のリップしてた時の感じゃんこれ!
ってたった一発のアクションだけで

おおお〜コレは!
こんなに簡単で良いのか??

って焦りました(笑
ターンが短くドライブしない原因は体幹が使えていないから。
ほんと、ここに尽きるんですよね〜改めて気付かれました。

ターンも究極論、体幹なんだな〜と。

サーフィン全て体幹の使い方次第って事です。
ホントに。

ちなみに、ターン弧を短くする事が出来れば
ボードの傾き角度しだい、ターンの弧は自在に操れますよね。

ターンで体幹が使えない・・・

けれど、それは簡単にカイゼンする事が出来ます。

なぜならば、手首を安定させれば、カラダが動く原理を使えるようになるからです。
それは、手首を曲げる。
ただこれだけです。

 

え?たったそれ?
嘘でしょ?
そんな事かよ〜

って思いますよね?
ほんと、たったこれだけで簡単に出来るようになります。
解剖学的観点から見ても、理に適っているんですよね。

手首→肩関節→脇→体幹の上半分(胸)

CT選手はこれ、必ずやっていますね〜
これを気付いた時に、フィリペのサーフィンを思い出しました。
フィリペのサーフィン見れば、特徴的なので直ぐわかると思います。

大したことないんですけど、半端なく効果があって直ぐに体感できます。

手首を曲げれば体幹が使える様になる!

今すぐ覚えて、ぜひ、やってみてください。
たったこれだけでターンがドライブするようになります^^v

今日は、なぜ、大きなボトムターンが出来ないのか?でした。

P.S.ドライブするボトムターンを身につけたければこれがオススメ

SK8トレーニング講座:ドライブターン・マスター編

P.P.S.スケートのデッキが傾きすぎて、
ウィールの端が欠けてしまいました。

ウィールがデッキにあたるまで、傾ける事が出来ます。

また、BSCのメンバーサイトで先行で公開した結果、
良い手応えを感じてくれているようです。

 
 
 
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