Rev.SC

第1回サーフブートキャンプやってきました

こんにちわ、Rev.wetsuitsの林です。
先日の土日でブートキャンプと言う名の、レベルアップワークショップを北茨城で行ってきました。
両日とも天気も良く、初日の午前中は今年1番の波でサーフィン出来たって思うくらい、パワフルでイイ波に当たりました。
流石、北茨城って感じでしたね。

 

今までは7のファンボードだったのを。ブートキャンプで初めてショートに挑戦した常連のTさん。
普段は8のセミロングでサーフィンしているけど、今回は長さ6のファンボードで北茨城に初挑戦のAさん。
この2名で、スパルタンなワークショップを2日やってきました(笑
両名とも初の短い板、最初は戸惑ったかもしれませんね・・・

 

北茨城に着いた時は、潮が多くどこもあまり良くない状況だったので、まずは陸で基礎トレーニングを30分ほど行い、潮が引くのを待ちました。
で、海に入ってもらい、デジタル一眼でシークエンスを撮影するために30分ほど撮影をしていたのですが・・・・
超パワフルな波でクセのある波でしかもシャロー。
なかなか乗る事が出来なくて苦戦しているなぁ〜って感じたので、早々に撮影を止めて海の中からアドバイスをガンガン行って行く方針に切り替えました。
当初の予定のプログラムで行こうと思ったのですが、波に乗れなければ意味無いですからね。

SONY DSC

幸いにも海は僕を含めて9人しかおらず、ピークも3つもあるからほぼ貸し切り状態。
なので、周りに遠慮無くガンガンとアドバイスして行く事が出来ました。

 

まずは波をどう見るか。
初参加のAさんには、ラクで疲れない、そして速くなるパドリング方法をレクチャー。
次に波をどうやって追いかけるか。
テイクオフをする際のパドリングは、波のどこにセットするか。
テイクオフする際に、ボードのどの辺に乗るのか。
などなど、ベーシックをガンガンアドバイスして行きます。

SONY DSC

 

海に入ると、結構すぐに何が課題か、何を意識したらよいのかを忘れがちです。
なので、同じ事をガンガンアドバイスして行き、身体で覚えてもらいます。
もちろん、失敗した原因は何かもしっかりと考えてもらうようにすることで、次へとつながります。
失敗することで学ぶことは沢山あり、それがあるからで初めて上達して行きます。
そして、少しずつ小さな挑戦をしてもらうようにしています。

 

その小さな挑戦が、どんどんと自信をつける事が出来るようになるからです。
挑戦することでメンタルは、どんどんフローに傾きますからね。

 

ショート初挑戦の常連Tさんは、3回も板が出るリップをしていました。
本人は、何も意識せずに、普段習っていることをやってみようってやってみたら、何となく出来ちゃった。
こんな感じだったそうです。
自分の頭の中で出来るイメージを、実際のサーフィンが越えた瞬間ですね。
そうすると、イメージが更に高まるようになります。
何となく出来たのが狙って出来るようになってゆきます。
※根本となる、基礎トレーニングもしないと上手くはいきませんよ^^

 

実際、お二人とも1ラウンド目の最初と最後の表情は段違いでした。
まるで別人の様に。
初参加のAさんは、自分にもショートが乗れるんだ。
縁のないものだって思っていたけど、コツさえ分かっちゃえば乗れるんだという事を身を持って体験していただきました。
常連のTさんも、初おろしの6.1のショートで行きつけのショップのプロには「まだ早い」って言われていたけど、やっぱ原則原理を知って波の力を使えばレベル関係なく出来るって実感していました。

 

この日、僕も今年1番のライディングができた1本がありましたよ。
このラウンドは3時間ほどサーフしたのではないかな??

 

ランチを食べて、ちょっと休憩したら2ラウンド目に。
この時は、潮も上げてしまいイマイチって感じです。
しかし、しっかりと基礎が身について行くと、どんな波でもサーフィン出来ます。
風や地形、波に左右されずに済むんですね。

 

このラウンドも海からアドバイスをして行きました。
上がることには、強烈なバックウォッシュと掘れた波でのテイクオフ。
バックウォッシュのタイミングや周期が分かるとバックウォッシュの無い波に乗る事が出来るんですよね。
このラウンドは2時間ほどに。

 

で、ブートキャンプ2日目。

 

初日はかなり波に乗ったので、遅めのスタートです。
朝食を取り、まずはスケート(スケボー)のトレーニングを1時間位。
スピードをつける事が出来る、ニュートラルバランスの練習にターンの仕方。
アップスはどうやって加速するのかを理解するためには、凄く最適なトレーニングになります。
さらに、サーフィンのターンの勘も鈍ることが無くなるので、ブランクが空いてもライディングの調子があまり下がらずに済みますからね。

 

3ラウンド目に入った時間が、干潮時でショアブレイクでダンパー気味の波が多かった。
乗るってインサイドで巻かれると、洗濯機状態になりましたね。
水面から上がろうとするけど、巻かれすぎて足が先に出てしまったり・・・(笑

 

このままじゃ、あんまり乗れないだろうし、メンタルがやられてしまうなって思ったので1時間ほどで切り上げました。
そして、河原子まで南下。
ゆっくりと北茨城のサーフポイントを案内しながら、河原子までドライブしました。

 

SONY DSC

そして、河原子で4ラウンド目。
ココはさっきとうってかわり、腰サイズのメローなブレイク。
時たま、潮の満ち引きで割れる肩サイズもありましたね。

 

この2日間のハードなブレイクにTさんもAさんもかなりお疲れの様子です。
初ショートでかなりの本数に乗ればクタクタですよね。

 

なので、ゆっくりと2日間の復習を兼ねてサーフしていただきました。

 

2日間のブートキャンプをする事で、今やらなければいけない課題をクリアする事が出来るようになります。
1日ではなかなか出来ない復習を2日目にする事で、反復練習が出来て抜けてしまったアドバイスも再びもらう事で思い出して、意識できるようになりますからね。
かなり濃密で充実した時間を過ごすことが出来た、第1回目のブートキャンプでした。

 

初参加のAさんは、、、

 

初参加のAさんは翌日、由比ヶ浜でサーフしに行ったそうです。
で、昨夜にこんなメールをいただきましたので、抜粋したのを転載します。

なんと表現したらいいかわからないくらい勉強になりました。
パドリングを変えるだけであんなに体の負担が減るっていうのは本当に驚きです。

これから陸トレ、スケボで学んだ立ち方、体の動かし方を身につけていきたいです。

今日も由比ガ浜で自分の板で入ってきました。
信じられないくらいテイクオフが早くなりました!
今まで本当に間違った乗り方をしてきたんだなと実感しました。

TさんにAさん、ご参加ありがとうございました!

 

 

 

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